
レトロゲームを楽しむには、オリジナルのハードウェアを使うのが一番だと主張する人も多いでしょう。しかし、現代の機器で実験したいという人にも、もちろんメリットがあります。今日は、メーカー兼開発者のReogen氏が開発した、 Raspberry Pi用の画期的なプロジェクトをご紹介します。Reogen氏は、古いAtari 2600用のBluetoothアダプターを開発しました。この新しいアダプターは、ワイヤレスコントローラーのサポートを可能にし、 「PicoNtrol」と呼ばれています。
Reogen氏によると、オリジナルのAtariジョイスティックはゲームに少し使い心地が悪かったため、入力用にもっと汎用性の高いものを作ることにしたそうです。彼はBluetooth対応のPicoを選び、オリジナルのAtariコントローラーポートに接続しました。Reogen氏によると、このポートは5Vの出力なので、外部電源は不要とのことです。
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このプロジェクトでは通常のPicoは使えません。無線接続にはPico Wが必要です。Picoに加えて、アダプターを作成するシステム用の古いコントローラーケーブルも必要です。組み立て作業では、コントローラーの入力ピンをPicoのGPIOに半田付けします。
Reogenは親切にもこのプロジェクトをオープンソース化してくれたので、誰でも再現したり、独自の変更を加えたフォークを作成したりできます。このプロジェクトで使用されているコードをより詳しく確認したい場合は、公式GitHubページでビルド手順とともにコードをご覧いただけます。
ReogenさんがRedditでシェアした、このRaspberry Piプロジェクトの実演動画をご覧ください。他にも面白いプロジェクトや、このプロジェクトの今後のアップデート情報など、ぜひフォローしてください。
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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。