DSO Gamingが報じたところによると、NVIDIAが一部のクラシックPCゲームをリマスターするプログラムを開始したようです。レイトレーシングを実装しながら再構築する予定です。この情報はNVIDIAのウェブサイトに掲載された求人情報に基づいており、同社はRTXリマスタープロジェクトを率いるプロデューサーを募集しているとのことです。
企業は、報道機関が状況を把握するとすぐにこうした「リーク」情報を削除することがよくあります。これは、企業がプロジェクトや製品について確信を持てず、公表を急ぐ姿勢を示していると私たちは解釈しています。しかし、問題の求人情報は19日前に掲載されたもので、少数の情報源から報道されているにもかかわらず、未だに削除されていません。したがって、この情報は確実に公開されると確信しています。そして、NVIDIAは、この件が起こっていることを世界に知らせたいと考えているのです。
NVIDIAは、エキサイティングな新しいゲームリマスタープログラムを開始します。過去数十年間の名作から厳選した作品をレイトレーシング時代に蘇らせ、最先端のビジュアルを実現しながらも、作品の魅力を支えてきたゲームプレイはそのままにお届けします。求人情報にはこう記されています。「NVIDIA Lightspeed Studiosチームは、皆さんがよくご存知で愛されているものの、ここでは語れないタイトルから挑戦を始めます!才能豊かで献身的なゲーム開発者チームを構築し、すぐに着手できるよう準備を進めています。」
もちろん、NvidiaがLightspeed Studiosを設立し、ゲームのリマスターを行っていることは、必ずしも「ニュース」ではありません。5月にQuake II RTXの開発を発表し、6月6日から無料ダウンロード可能になっています。同スタジオは以前にも『Half-Life 2』、『Doom 3』、『Portal』の3タイトルを手掛けていましたが、これらはNvidia SHIELD向けだったため、レイトレーシングは採用されていませんでした。
上記で引用したように、Nvidiaは「皆さんがよくご存知で愛されているタイトル」に取り組んでいるとリストには記載されていますが、それがどのタイトルなのかは明らかにされていません。時が経てば分かるでしょう。
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Niels BroekhuijsenはTom's Hardware USの寄稿ライターです。ケース、水冷システム、PCの組み立てレビューを担当しています。