NVIDIAは月曜日、新しいGeForce 285.62 WHQLドライバのリリースを発表しました。このドライバは、『バトルフィールド 3』、『RAGE』、『バットマン:アーカム・シティ』のパフォーマンス向上をもたらすとされています。新しいドライバには、285.27および285.38ベータリリースに含まれるすべての機能強化とアップデートがバンドルされているほか、多くの人気ゲームに対応した新しいSLIおよび3D Visionプロファイルも含まれています。
「『バトルフィールド 3』では、GeForce 285.38ベータドライバのリリース以降、パフォーマンスが最大11%向上しました。また、複数の互換性強化、新しく改良されたSLIプロファイル、そして3D Visionプロファイルも実装しました」と同社は述べています。「同様に、『RAGE』も同じドライバのリリース以降、機能強化が行われ、『バットマン:アーカム・シティ』との互換性も実装されました。」
NVIDIAは、多数の改善点に加え、R285ベータ版ドライバで発生していたドライバタイムアウトを修正し、SLIシステムを使用しているWorld of Warcraftプレイヤーがちらつきによるゲーム終了に悩まされることがなくなったと述べています。OptimusノートPCでは、Halo 2のクラッシュが修正され、1080pと480pの解像度を切り替える際に発生していたオーディオエラーも修正されました。
「以前のベータ ドライバーに含まれていた更新は引き継がれており、たとえば、280.26 WHQL ドライバーのリリースから現在の 285.62 WHQL ドライバーまでの間に、当社の 500 シリーズ グラフィック カードの全製品で実行した場合にゲームに施された多くのパフォーマンス改善などです」と Nvidia は述べています。
GeForce GTX 580 をご利用のゲーマーは、『Metro 2033』で13%、『STALKER: Call of Pripyat』で8%、『Civilization V』で7%、『Crysis 2』(DirectX 11 Ultra Update 有効時)で5% のパフォーマンス向上を実感いただけます。GeForce GTX 560 をご利用のゲーマーは、『STALKER』で11% のパフォーマンス向上を実感いただけますが、『Metro 2033』ではわずか7% の向上にとどまります。
Nvidia のパフォーマンス向上の長いリストを見るには、こちらをご覧ください。
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ケビン・パリッシュは、ライター、編集者、製品テスターとして10年以上の経験を有しています。コンピューターハードウェア、ネットワーク機器、スマートフォン、タブレット、ゲーム機、その他のインターネット接続デバイスを専門に扱っています。彼の記事は、Tom's Hardware、Tom's Guide、Maximum PC、Digital Trends、Android Authority、How-To Geek、Lifewireなどに掲載されています。