2018年2月12日午前7時15分(太平洋標準時)更新:元の投稿では、Chromecastのサポートはクローズドソースであると誤って記載されていました。以下の文を修正しました。
VideoLAN VLC 3.0「Vetinari」がリリースされました。人気のビデオ再生ソフトウェアの新バージョンでは、さらに多くのビデオフォーマットに対応し、HDRカラー対応4Kビデオや8Kビデオフィードなどのハイエンドビデオフォーマットに対応するハードウェアアクセラレーションもサポートしています。
VLC 3.0は、最大8Kの360度動画フォーマットと、より豊かな体験を提供する3Dオーディオもサポートしています。VideoLANによると、VLC 3.0はカスタマイズ可能なHRTF(頭部伝達関数)もサポートしており、Blu-Rayなどの標準的な5.1chおよび7.1chソースの空間オーディオをシミュレートできます。
VLCはBlu-Rayムービーのサポートも強化されています。VLC 3.0ではBD-Jメニューが完全にサポートされ、ディスクの機能にアクセスできます。ただし、VLCはBlu-Rayの復号化をサポートしていません。復号化はVLCの外部で実行する必要があります。
VLC 3.0はネットワーク対応になりました。NASデバイスやローカルネットワークドライブのコンテンツに、VLCのメニューからアクセスできるようになりました。また、Google Chromecastデバイスにも対応しており、VLC対応コンテンツをネットワーク接続されたChromecastデバイスにストリーミング再生できます。この機能は、Chromecastがネイティブサポートしていないコンテンツにも対応しています。VLCは、あらゆる動画ファイルをChromecastデバイスが読み取れる形式に変換できます。
Google Chromecast APIはオープンソースではないため、VideoLANはGoogleのAPIを使用していません。開発者は、従来サポートされていなかったソース形式やデバイスからの再生をサポートするために、「100%オープンソース」の新しいコードを作成しました。
VLC 3.0「Vetinari」は、Windows(インストーラーとUWP)、OS X、Android、iOS、そしてWindows Phoneでもご利用いただけます。Linux版はウェブサイトでは提供しておりませんが、リクエストに応じて提供いたします。
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