Intelは、Xe-HPGマイクロアーキテクチャをベースにした次期Discrete Graphics 2(DG2)GPUに関する資料の公開を開始し、その仕様の一部をうっかり公開してしまいました。予想通り、IntelのXe-HPGファミリーは複数のモデルで構成され、デスクトップとラップトップ、そして様々なパフォーマンスレベルで競合することになるようです。
新製品の発売準備として、Intelはパートナー企業に様々なサンプルを送るだけでなく、部品に関する詳細な資料も公開する必要があります。通常、こうした資料はIntelのウェブサイトのパスワード保護されたセクションに隠されていますが、「discrete graphics2」というキーワードで検索するだけで、IntelのDG2ファミリーに関する資料やその仕様の一部が数十件見つかりました。これは、金曜日にTwitterリーカーの@momomo_usと@Komachi_Ensakaによって発見されました。
Intelの資料によると、新しいGPUはPCIe 5.0インターフェース、14GT/sまたは16GT/sで動作するGDDR6メモリ、HDMI 2.1、USB Type-C経由のDisplayPort Alt Modeをサポートするとのことです。ただし、すべての機能がすべてのSKUで有効になるかどうかは不明です。
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インテルがパートナーに公開した文書の名前に基づくと、同社とその提携企業は現在、96 実行ユニット (EU)、128 EU、256 EU、384 EU、512 EU を備えた 5 つのモバイル DG2 グラフィック プロセッサをテストしています。
一方、デスクトップ向けのSoC1には512個のEUが搭載されると考えられています。
Intel の DG2 製品は、ゲーム用グラフィック プロセッサ向けにカスタマイズされた、まだ明らかにされていない Xe-HPG アーキテクチャに基づいているため、Intel の新しいグラフィック ソリューションが既存の DG1 製品や AMD および Nvidia の最高のグラフィック カードと比べてどの程度優れているかを予測するのは困難です。
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これがフルラインナップだと仮定すると、IntelがノートPC向けに比較的幅広いGPUラインナップを用意している一方で、デスクトップPC向けにはグラフィックプロセッサが2種類しかないというのは少々奇妙に思えます。Intelがデスクトップ向けGPUモデル(おそらくEU市場向けも含む)をさらに発表する予定なのかもしれません。あるいは、同社がゲーミンググラフィックカード市場のニッチなスイートスポットを、限られた製品数で取り込もうとしている可能性もあります。