
TwitterユーザーのGaryOderNichts氏によって、任天堂の目覚まし時計「Armamo」がハッキングされ、Doomのシェアウェア版を実行できるようにされた。同氏は今週初め、完成したゲームプレイ動画をTwitterのスレッドにアップロードした。
スレッドの中で、Gary氏は、現時点ではオーディオサポートがないこと、そしてUSBローダーのメモリサイズ制限を回避するには、 Doomシェアウェアの.wadファイルを圧縮し、起動時にメモリに解凍する必要があることを詳しく説明しています。また、Gary氏は、これを自分でテストする場合、Alarmoを変更する必要はないと主張しています。必要なプロジェクトファイルはすべてGitHubでホストされています。
前回の投稿の後、みんながArmamoで何を見たいかは明らかでした。それでは、Nintendo AlarmoでDoomが動く様子をご覧ください! pic.twitter.com/WimckYPnXZ 2024年11月2日
Garyはこのエクスプロイトを動作させる方法を見つけるためにハンダ付けと改造を行いましたが、GitHubでホストされている最終バージョンははるかにシンプルです。USBからDoomを起動するのに、改造されたArmamoは必要ありません。
Nintendo Alarmo におけるDoomの操作は、2つのボタンと、押したりスワイプしたりできるタッチダイヤルを含む、上部のコントロールを中心に構築されています。Alarmo Doomでは、スワイプ動作で左右に狙いを定め、右下の通知ボタンで射撃を行います。その他の操作については、 Doomの最初のレベルの一つを紹介する動画デモでは説明されていないか、使用されていません。
任天堂の99ドルの目覚まし時計は型破りですが、Nintendo Alarmoは、Doomが動作するとは予想外だった高価な家電製品の一つに過ぎません。スマート芝刈り機、Raspberry Pi Pico RP2350マイクロコントローラー、さらにはエアホッケーテーブルでもDoomがプレイできるのを目にしました。中には、古びたCommodore 64用の拡張カードを自作して、Doomをプレイできるほどのパワーアップを実現した人もいました。
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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。