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DIMMスロットとは?基本的な定義

DIMM(デュアル・インライン・メモリ・モジュール)スロットは、マザーボード 上でRAM (メモリ) を挿入する場所です。そのため、DIMMスロットは「RAMスロット」と呼ばれることもあります。

マザーボードのDIMMスロットの数が多いほど、より多くのRAMを搭載できます。マザーボードのDIMMスロット数は1~8個ですが、主流のマザーボードの多くは4個です。

マザーボードには3つのサイズがあります。小さい方から順に、Mini-ITX、Micro-ATX、ATXです。Mini-ITXマザーボードは、省スペース化のため、通常、DIMMスロットが最大2つしかありません。ローエンド チップセット を搭載したマザーボードも、DIMMスロットが2つしかない傾向があります。一方、AMDのThreadripper CPU用のX399チップセットや、IntelのCore X CPU用のX299チップセットなどのハイエンドチップセットを搭載したマザーボードは、DIMMスロットが8つあります。

では、実際に必要なDIMMスロットの数は?必要なRAM容量と、それを実現するために使用するDIMMの枚数によって異なります。一般的なタスクやゲームを主に行う場合は16GBのRAMで十分ですが、32GBでも十分です。DIMMスロットを2つ(16GBのRAMスティックを2本使用)使用すれば、32GBのRAMを実現できます。ただし、DIMMスロットを4つ(8GBのRAMスティックを4本使用)使用すれば、32GBのRAMを実現できるコストは低くなります。

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シャロン・ハーディングは、ゲーム周辺機器(特にモニター)、ノートパソコン、バーチャルリアリティなど、テクノロジー関連の報道で10年以上の経験があります。以前は、Channelnomicsでハードウェア、ソフトウェア、サイバーセキュリティ、クラウド、その他のIT関連の出来事を含むビジネステクノロジーを取材し、CRN UKにも寄稿していました。