ロジクールのパフォーマンスマウスMXは、ゲーマーよりも、多くのボタンで多機能なマウスを求めるオフィスワーカーをターゲットにしていました。人間工学に基づいた優れた操作性を追求した設計で、ロジクールがDarkfieldレーザーセンサーと呼ぶセンサーにより、ガラスを含むあらゆる表面で優れた操作性を発揮します。しかし、同社はさらに優れたマウスを開発できると考え、本日、パフォーマンスマウスMXの後継機となるMX Masterを発表しました。
パフォーマンスマウスMXの左側面にあった4つのボタンは、サムホイールに置き換えられました。主にページの横スクロールに使用しますが、ページの拡大・縮小、音量調整、アプリの切り替えなどにもプログラム可能です。ロジクールの小型ワイヤレスUSBドングルによる接続は引き続きサポートされますが、MX MasterはBluetooth Smart経由で複数のデバイスに接続することも可能です。マウスには最大3台のデバイスを接続でき、マウス背面のボタンで3台のデバイスを切り替えることができます。
DarkfieldレーザーセンサーもMX Masterに復活し、ガラスデスクユーザーにも満足いただけるはずです。DPI設定範囲は狭く、400~1600DPI(200DPI刻み)となっています。一方、Performance Mouse MXは100~1500DPI(100DPI刻み)の可変DPI範囲を備えています。
Performance Mouse MX では 1 本の AA 充電式バッテリーが使用されていましたが、MX Master では充電式 Li-Po バッテリーが使用され、使用状況に応じてバッテリー寿命が 1 か月から約 40 日間まで延長されます。
MX Masterのユニークな機能の一つに、ロジクールがスピードアダプティブスクロールホイールと呼ぶものがあります。スクロール速度に応じて、ホイールは従来の「クリックスクロール」またはスムーズな「超高速スクロール」に自動的に切り替わります。どちらか一方を好む場合は、マウスにスクロールの種類を制限するボタンも付いています。
ロジクールは、MX Masterが4月に発売予定で、価格は前モデルと同じ99.99ドルになると発表しました。MX Masterは前モデルと同じ機能をすべて備えているようですが、ボタン数は少なく、機能も充実しています。黒とブロンズのカラーコンビネーションも魅力的です。
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Rexly Peñaflorida は、Tom's Hardware のフリーランス ライターであり、コンピューター ハードウェア、ビデオ ゲーム、一般的なテクノロジー ニュースなどのトピックを扱っています。