ハードドライブではなく、最高のSSDを選ぶ理由がもう一つ必要なら、ここに理由があります。オンラインバックアップストレージ企業のBlackblazeが、SSDの故障率が従来のハードドライブ(HDD)よりもはるかに低いことを示す調査結果を発表しました。このデータは、過去数年間にBlackblazeが所有する数千台のデータセンターサーバーから収集されたものです。
Blackblazeは長年にわたり自社のハードドライブの信頼性を分析しており、WDC、東芝、Seagate、HGSTのハードドライブのうち、どのドライブが最も信頼性が高く、どのドライブが故障しやすいかを詳細にグラフ化しています。しかし、BlackblazeがSSDの分析を開始するのは今回が初めてです。
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Blackblazes ドライブの年間故障率を計算すると、同社のハード ドライブ全体の故障率は 10.56% であったのに対し、SSD 全体の故障率はわずか 0.58% でした。
SSDの優れた信頼性は、寿命グラフからも明らかです。SSDの故障率はわずか0.65%です。HDDの故障率は6.04%と低いものの、それでもソリッドステートドライブには遠く及びません。
ハードドライブモデルの比較については、Blackblazeが自社のサーバーで実際に使用されているすべてのハードドライブモデルのチャートを公開してくれました。HGSTドライブからSeagate、東芝、そしてWDCドライブまで、幅広い製品が揃っています。
最も注目すべきは、東芝、Seagate、WDCの16TBドライブで、これまでのところデータ損失はゼロです。HGSTの12TBおよび4TBモデルの一部も、平均わずか0.33%という非常に低いデータ損失を記録しています。
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一方、最も信頼性の低いドライブのいくつかは Seagate 製だけであり、10TB、12TB、14TB、4TB モデルの一部は記録的な故障率が 1% を大きく上回っており、10TB モデルと 14TB モデルでは故障率がさらに悪く 2% を超えています。
Blackblaze のハードドライブ分析の詳細については、同社の最新レポートをご覧ください。
Aaron Klotz 氏は Tom's Hardware の寄稿ライターであり、CPU やグラフィック カードなどのコンピューター ハードウェアに関するニュースを扱っています。