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Raspberry Piで動くギャラクタスヘルメットがコスプレを次のレベルへ

Raspberry Piはコスプレの世界ではお馴染みのデバイスです。長年にわたり、Raspberry Piを使った数々のプロジェクトを取り上げてきました。その中には、Raspberry Piのおかげで実際にプレイできるゲームボーイのウェアラブルコスプレも含まれています。今日は、Amish Shulzeというクリエイターが開発した、もう一つの巧妙なコスプレ作品をご紹介します。彼はRaspberry Piを使って、ギャラクタスのコスプレ用のヘルメットに電子効果を加えています。

シュルツ氏によると、彼はRaspberry Piが発売当初から使ってきたが、最近になってテレビや映画の照明器具技術者として仕事で使い始めたという。長年の経験と、周囲の人々の電子機器に関するニーズに応えることで高い評価を得てきたシュルツ氏の功績は、その積み重ねによるものだ。今回のケースでは、ボルチモア・コミコンに参加する予定だった友人が、ギャラクタスのコスプレをもっと素敵にしたいと頼んできたことがきっかけで、今回ご紹介するRaspberry Piを使った作品が生まれた。

ラズベリーパイ

(画像提供:アーミッシュ・シュルツ)

シュルツ氏は、8GBのRaspberry Pi 4モジュールと5MPのArducamカメラモジュールを使用しています。タッチスクリーンは4インチで、解像度は800 x 480ピクセルです。電源はAnkerのUSBブリックとポケットに入れた12VのRCカー用バッテリーで、これらをモバイルに活用しています。各種コンポーネントは、3Dプリントされたマウントサポートを使用してヘルメットに固定されています。

ユーザーは、Pi上で動作するウェブサーバーを使って、リモートからビデオフィードにアクセスすることもできます。Schulze氏によると、これはApacheといくつかのカスタムPythonスクリプトを使って開発され、全てを統合したとのことです。

このRaspberry Piプロジェクトを自分で再現したい方、あるいは組み立て方を詳しく知りたい方は、Schulze氏がRedditで共有したオリジナルのスレッドをご覧ください。また、彼のInstagramアカウントでは、ボルチモア・コミコンでヘルメットが実際に動いているデモ動画も公開されています。

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