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Antec Fusion 430 HTPCケース

GeminIIを使ったボーナステスト

標準クーラーでのテスト中、負荷がかかった際にシステムの騒音が大きくなりました。CPUファンは4000rpmをはるかに超える回転数まで上がり、非常に大きな音が出ていました。HTPCを組み立てる際には、このような音は避けたいものです。そこで、ノイズを低減するために、標準CPUクーラーをCoolerMaster GeminIIに交換しました。

GeminIIがインストール済み

マザーボードと通常の取り付けブラケットを取り外す必要がありましたが、興味深い結果が得られました。電圧はほぼ同じだったので、再度確認する必要はありませんでしたが、温度の測定値は異なる結果を示していました。

スワイプして水平にスクロールします

成分低い高い平均
CPU93106102.6
システム889089.1
nフォース122133125

表9: CPU負荷100%時の温度、GeminIIインストール時

スワイプして水平にスクロールします

成分低い高い平均
CPU909391.55
システム909593.1
nフォース144158154.05

表10:テレビ視聴・録画中の温度(GeminII搭載時)

GeminII には標準の熱伝導グリースが装着されており、ファンは取り付けられていません。

GeminIIの温度は、標準の冷却ソリューションよりも優れたものにアップグレードする価値があると感じました。GeminIIはファンを装着すれば確かに冷却性能が向上しますが、ファンを装着していない場合でも標準の冷却ソリューションと比べて大幅に優れたパフォーマンスを発揮しました。

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ファンが1つ減ったことで、ケースの静音化にも貢献しました。そのため、2つの120mmファンを最低速度に設定しても、負荷の高いタスクの実行中も全体的な温度は非常に良好でした。