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次世代AMD 32コアRyzen Threadripperが最大4.3GHzで動作

AMDの32コアRyzen Threadripper(コードネーム Castle Peak)プロセッサの仕様をより深く理解するのに役立つ、Geekbench 4の最新結果が公開されました。謎に包まれたAMD 100-000000011-11サンプルに関するリークはこれで3回目となりますが、今回はチップのクロック速度が最大4.3GHzと驚異的な数値を記録しています。

クレジット: AMD

(画像提供:AMD)

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行0 - セル0価格(米ドル)コア/スレッドTDPベースクロックブーストクロックL1キャッシュL2キャッシュL3キャッシュPCIeレーンメモリサポート
*AMD 100-000000011-11?32 / 64?3.6GHz4.3GHz2MB16MB128MB??
AMD スレッドリッパー 2990WX1799ドル32 / 64250W3.0GHz4.2GHz3MB16MB64MBPCIe 3.0 x64クアッドDDR4-2933

※表の仕様は未確認です

Geekbench 4の3つの結果で報告されたクロック速度の最小値と最大値は、それぞれ3.7GHzと4.3GHzです。仮に3.7GHzがベースクロックだとしたら、Intelは間違いなく手一杯でしょう。しかしながら、Geekbench 4のベンチマークはPBO(Precision Boost Overdrive)オーバークロックで実行されている可能性が高いため、判断を下すのは時期尚早です。

広く利用されているシステム情報ユーティリティ「CPU-Z」は最近、AMDのRyzen Threadripper 3000シリーズプロセッサの暫定サポートを追加しました。これは、新しいRyzen Threadripperチップの登場が予想よりも近いことを示唆しています。

AMD Ryzen Threadripper 3000 予備サポートIntel Ice-Lake 予備サポートNVIDIA RTX 2070 および 2080 Super

AMDにとって、今年は驚異的な一年でした。Ryzen 3000シリーズデスクトッププロセッサ、Navi搭載グラフィックカード、そして最近ではEPYC 7002シリーズエンタープライズプロセッサなど、革新的な7nmプロセス製品でコンピューターハードウェア市場を揺るがしてきました。Ryzen Threadripper 3000シリーズの投入は、AMDにとって間違いなく最高の締めくくりとなるでしょう。AMDが2019年を華々しく締めくくるには、これ以上の方法はありません。

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