11月7日午前11時30分(東部標準時)更新:HPはゼロックスから「事業統合」の提案を受けたことを確認したとUSA Todayが報じた。HPは今後協議を続ける予定かどうかについては言及しなかった。声明は以下の通り。
HPは電子メールで送付した声明で、 「当社はゼロックス・ホールディングス社と、事業統合の可能性について随時協議を行ってきました」と述べた。「とりわけ、取引を成立させるために必要な条件について検討してきました。直近では、昨日、提案書を受け取りました」
CNBCの報道によると、ゼロックスがHPの買収を提案した。これはウォール・ストリート・ジャーナルの記事でも同様の内容が報じられていたことを裏付けるものだ。提案は現金と株式で構成される。
この動きは、2つのコンピューティング大手の統合となる。ゼロックスは現在、プリンターとコピー機で知られており、企業向けのレンタルやサービスも提供している。一方、HPは世界最大級のPCメーカーの一つであり、コンシューマー向けプリンターと周辺機器で知られている。(ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)はHPから分社化された別会社で、エンタープライズ向けサーバーとストレージを扱っている。)
両社の担当者はコメント要請にすぐには応じなかったが、回答があれば記事を更新します。HPはCNBCに対し、「噂についてはコメントしない」と述べた。
CNBCによれば、ゼロックス社の時価総額は80億5000万ドルで、HP社の時価総額273億ドルを大きく下回っている。
エンリケ・ロレス氏は、前CEOのディオン・ウィーズラー氏が家族の健康問題により辞任した後、11月1日にHPのCEOに就任した。HPは10月、コスト削減のため最大16%の人員削減を行うと発表した。
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アンドリュー・E・フリードマンは、Tom's Hardwareのシニアエディターで、ノートパソコン、デスクトップパソコン、ゲーム機を専門としています。最新ニュースにも精通しており、ゲームとテクノロジーをこよなく愛する彼は、Tom's Guide、Laptop Mag、Kotaku、PCMag、Complexなど、数々のメディアに記事を掲載してきました。Threads(@FreedmanAE)とBlueSky(@andrewfreedman.net)でフォローしてください。Signal(andrewfreedman.01)で彼にヒントを送ることもできます。