
スタッキング可能なPCケースデザインの中でも比較的限定的な存在となったMASSが、Haydn Bao氏による3Dプリント可能なITX NASケースデザインで、Printables.comからダウンロード可能です。この情報はPrintablesの最近のツイートで取り上げましたが、厳密に言えばMASSは1月からデザインとして公開されていました。
技術的には、MASS(Modular Attached Storage Stack)NASには、MASS FreeとMASS Premiumの2つのモデルがあります。どちらもエンドユーザーによる印刷と組み立てが必要ですが、PCIeスロットやFlex PSUブラケットが必要な場合はPremiumモデルをお勧めします。Premiumモデルはファンスロットが追加され、ドライブ数も増えますが、オリジナルのMASS Freeモデルよりもわずかに幅が広くなっています。これらのパーツは、どの高性能3Dプリンターでも印刷できます。必要なPETGフィラメントは約1~2kgです。PLAは適していません。部品から発生する熱や応力によって、プラスチックが簡単に変形してしまう可能性があります。
MASSスタッカブルNAS設計の詳細については、Printablesのオリジナルモデルページをご覧ください。詳細な仕様書とよくある質問への回答が掲載されています。また、同じページには詳細な印刷手順と組み立て手順のPDFも掲載されており、この設計を試してみたい方に役立つはずです。
Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。
クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。