晴れた日にだけ友達でいられる友達の反対語は何でしょうか? AMDはもうすぐその答えを見つけるかもしれません。というのも、DigiTimesが本日報じたところによると、Intelは6月にエントリーレベルのプロセッサをラップトップメーカーに出荷する予定で、CPU不足が緩和され、AMDがようやくその市場で地位を確立できるようになったからです。
これはノートパソコンメーカーにとって朗報となるはずで、インテルの生産量がさらに増加すれば、他のメーカーにも朗報となるだろう。CPU不足は業界全体に影響を与えており、ガートナーとIDCは4月に、PC出荷台数の減少はインテルのせいだと指摘した。また、多くの消費者がCPU不足の影響でシステムのアップグレードを先延ばしにしたため、部品メーカーも打撃を受けている。
IntelのCPU増産を待てなかった(あるいは待てなかった)人々は、代わりにAMDプロセッサを選んだ。だからこそ、AMDの製品はChromebookに搭載され、他のノートパソコンでもより多く利用されるようになり、愛好家の間でシェアを拡大したのだ。もちろん、新しいプロセッサの導入は、これらの市場でもAMDの追い風になった可能性が高い。
AMD は困っている?
企業や消費者の切実な思いがなくなったらどうなるでしょうか?匿名の業界関係者がDigiTimesに語ったところによると、AMDは新たな顧客を失うことになるだろうとのことです。報道を引用すると、「Intelが6月に低価格ノートPC向けプロセッサの供給を増やすと予想されているため、Dell、HP、LenovoなどのブランドベンダーはAMDではなくIntelへの発注を増やすと予想される」とのことです。
しかし、それはすべてIntelがどれだけ生産を増やすかにかかっており、少なくとも一部のメーカーがAMDプロセッサを搭載した製品の製造を継続しないのは不思議なことです。今回の部品不足から得られる教訓があるとすれば、重要な部品を1社に頼るのはおそらく賢明ではないということです。誰かが積極的に新しい仲間を探している時に、必ずしも近くにいるとは限らないたった1人の友人で満足する必要はないでしょう。
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ナサニエル・モットは、Tom's Hardware US のフリーランスのニュースおよび特集記事ライターであり、最新ニュース、セキュリティ、テクノロジー業界の最も面白い側面などを扱っています。