
XFX は、当初中国市場専用として発表されていた Phoenix Nirvana シリーズとは異なり、交換可能なファンを搭載したグラフィック カードを世界市場向けにリリースすることを示唆するティーザーを X (旧 Twitter) に投稿しました。
何かクールなものが来ます。pic.twitter.com/oI21L9XCHY2024年6月12日
このような機能は便利ですが、ユーザーは必要がない限りGPUを交換することはないため、重要なセールスポイントにはなりません。グラフィックカードには、ファンの寿命を延ばすために、一定の閾値に達するまでファンを停止させるファンカーブが搭載されています。したがって、主な目的はカスタマイズオプションを提供することにあると考えられます。Sapphireも同様のコンセプトを採用しており、Computex 2017ではNitro Gearシリーズのアクセサリとして展示されました。このアクセサリでは、交換可能な95mm LEDバックライト付きファン(半透明ブレード、デュアルボールベアリング)を提供していました。しかし、RX 400およびRX 500シリーズ以降のモデルには搭載されませんでした。
これは XFX にとっても目新しいことではなく、同社は 8 年前に 3 色のオプションを備えた LED ライトを内蔵した HSF 100 交換可能ファンを販売していました。
XFXのRadeon RX 7900 XTX Phoenix Nirvanaのもう一つの興味深い特徴は、Honeywell社製PTM7950相変化サーマルパッドを採用し、最高の熱伝導率を実現していることです。XFXがこれらのモデルにも同じサーマルパッドを採用し、グローバル市場向けに販売する予定があるかどうか、そしてフラッグシップAMD Radeonグラフィックスカードだけでなく、他のモデルにも採用する計画があるかどうか、興味深いところです。
いずれにせよ、交換可能なファンよりも、より静音性に優れた高性能ファンの方がユーザーに好まれるのではないでしょうか。その好例が、2年前に始まり、現在までに新モデルを発表してきたASUSとNoctuaのコラボレーションです。いずれにせよ、どちらの機能も一定のプレミアム価格が付くでしょう。
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Roshan Ashraf Shaikhは2000年代初頭からインドのPCハードウェアコミュニティに携わり、PCの組み立て、インドの多くの技術フォーラムやブログへの寄稿に携わってきました。Hardware BBQを11年間運営し、eTeknixとTweakTownでニュース記事を執筆した後、Tom's Hardwareチームに加わりました。テクノロジー以外にも、格闘ゲーム、映画、アニメ、機械式時計に興味を持っています。