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Raspberry Pi 5は、カスタムレーザーカットケースでパーソナルクラウドサーバーを実現します
ラズベリーパイ
(画像提供:マイケル・クレメンツ)

最近クラウドストレージという言葉をよく耳にしますが、技術に詳しくない人は、クラウドストレージにも物理的な場所が必要だということを知らないかもしれません。クラウドサービスを利用するということは、実質的には第三者が所有するサーバーのハードドライブスペースを借りることになります。データを自宅の近くに保管したい場合は、Michael Klements氏がRaspberry Pi 5を使って構築したような、パーソナルクラウドサーバーの構築を検討してみてはいかがでしょうか。

Omtech Polarを使ってPi 5ベースのパーソナルクラウドサーバーを作ってみた - YouTube Omtech Polarを使ってPi 5ベースのパーソナルクラウドサーバーを作ってみた - YouTube

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Klements氏はレーザーカットケースに強いこだわりを持っています。過去にもRaspberry Piのレーザーカット木製ケースをいくつかご紹介しましたが、このクラウドサーバーも例外ではありません。このケースはクルミ材の合板を使用し、内部のハードウェアを見せる透明なアクリル製サイドパネルを備えています。これらのパネルは、Omtech Polar社のレーザーカッターと彫刻機を使用してカットされました。レーザーカッターをお持ちでない場合は、Sunfounder Pironman 5で同様の機能を実現できます。

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ラズベリーパイ
(画像提供:マイケル・クレメンツ)

このプロジェクトのメインボードはRaspberry Pi 5です。初期費用を抑えるために、より安価なRaspberry Pi 5 2GBモデルを選ぶこともできますし、旧モデルでも問題ありません。しかし、Pi 5と付属のPimoroni NVMe Baseを使えば、最高のパフォーマンスが得られます。ストレージにはLexar NVMe SSDを使用していますが、互換性のあるSSDであればお好みのものを使用することができます。

このパーソナルクラウドサーバーを駆動するソフトウェアはNextcloudです。セットアップは非常に簡単で、Raspberry PiのmicroSDカードにNextcloudのイメージを書き込むだけです。ケースの組み立てとNextcloudのセットアップ手順は、Klements氏がYouTubeに投稿した動画で確認できます。

このRaspberry Pi プロジェクトの実際の様子を詳しく知りたい場合は、 YouTubeでチェックしてみてください。また、Klements をフォローして、さらにクールな作品や今後のプロジェクトもご覧ください。

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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。