この新しいRaspberry Pi HATがなぜこれほどまでに気に入っているのか、その理由は簡単に説明できます。これまでも数多くのRaspberry Pi HATをおすすめしてきたので、ご安心ください。SB Components社製のこの新しいHATは、新開発のPiFinger HATを通じて、Raspberry Piに指紋スキャン機能を提供することを約束しています。
チームは最近、Kickstarterを通じてクラウドファンディングの目標を達成し、2021 年 2 月までに最初のモジュール バッチを出荷する予定です。注目すべきは、これが Raspberry Pi 用に開発された初の指紋 HAT であるということです。
このボードはRaspberry PiのGPIOヘッダーに直接接続してインストールしますが、USB-UARTインターフェースを介してPCで使用することもできます。HAT PCBには、暗号化アクセラレータ、Cortex-M23 TrustZoneセキュリティ、XOM機能を備えたNuvoton MCUが搭載されています。ユーザーは、GPIOまたはUSBを介してUARTプロトコルを使用してNuvoton MCUとインターフェースできます。
HATは2D静電容量式指紋スキャナーを搭載しています。スキャンエリアは8mm x 8mm、解像度は176px x 176pxです。OLEDディスプレイに加え、各種ステータスインジケーター用のLEDが複数搭載されています。
このHATを使えば、Raspberry Piプロジェクトに指紋認証を簡単に追加できるようです。セキュリティ目的からカスタム認証まで、その用途は開発者の発想次第です。現時点では、このボードを使ったコードの書き方に関する詳細は不明ですが、Pythonが最も有力候補とされています。シリアル/UARTを使用しているため、他の言語でも比較的簡単に使用できるはずです。詳細はPiFingerのKickstarterページをご覧ください。また、Raspberry Piのおすすめプロジェクト一覧もぜひご覧ください。他にも素敵な作品が見つかるかもしれません。
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