最新情報。Razer は昨年 4 月に、Lycosa ゲーミング キーボードの初期生産モデルに欠陥があることを認めました。
キーが「固まった」ように見え、何の理由もなく繰り返し押されたり、まったく逆に、キーを押してもキーがまったく繰り返し押されなくなったりします。
実際にLycosaボードを開けて、工場出荷時のタッチパッドの取り付け方が曲がっていて、物理的な接続を行うワイヤーハーネスが完全に接触していないことに気づいた人もいました。これを修正するには、プラグを指で奥まで押し込むといった簡単な作業や、場合によっては瞬間接着剤を使って固定する必要がありました。製造品質が悪いのか、それとも品質管理が悪いのか?キーボードに関しては、このようなことはあまり驚きではありません。
これらの原始的な修正で満足した顧客もいましたが、中にはそれほど幸運ではなく、キーボードをまったく正常に動作させることができなかった顧客もいました。
Razer 社は、特定のシリアル番号範囲に該当する初期生産モデルに問題があることを確かに認めており、影響を受けるシリアル番号の範囲を自社の Web サイトに掲載し、顧客が症状の説明とともに記入するフォームも用意している。
私たちも、より深刻な症状が出ているキーボードを1つ持っていたので、Razerのサイトにアクセスしてフォームに記入しました。すると、案の定、12時間も経たないうちにRazerから交換用キーボードの発送手配が完了したという返信が届きました。ちなみに、元のキーボードは標準保証期間をとうに過ぎていました。
下記に記載されているシリアル番号の不良品ボードをお持ちの場合は、今すぐこちらのリンクにアクセスしてください。Lycosaゲーミングキーボードの底面に記載されているシリアル番号の記載場所の画像はこちらです。ちなみに、下記の画像にあるように、当社のキーボードのシリアル番号はMT07から始まります。
Razer が不良品として認識している Lycosa ゲーミング キーボードのシリアル番号は、次のコードで始まります。
MT0803 MT0802 MT0801 MT07
更新: Razer の顧客満足度担当ディレクターの Glen Frick 氏に話を聞いたところ、Razer の Lycosa キーボードの問題は少数の顧客に限定されているとのことでした。
「影響を受けたのは数百台だけで、ほぼすべて既に対応済みです」とフリック氏は述べた。問題のキーボードは2007年中に製造されたもので、フリック氏は一部が店頭に残っている可能性もあると言及したが、Razerは影響を受けるシリアル番号を持つ顧客に対し、直ちに対応を行うプログラムを用意している。
フリック氏は、Razerではここ数ヶ月、特に新しい不具合は報告されていないと明言し、一部で不具合はあるものの、概ね自己完結的な問題だと付け加えた。また、問題は軽微であったためリコールは実施されておらず、該当するシリアル番号のお客様は無償で交換できるとも述べた。
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