少し奇妙な見た目ではありますが、上の画像はエイプリルフールのいたずらではないことはほぼ確実です。英国を拠点とする便利グッズ販売会社PimoroniがTwitterで、「多数の可動部品を持つものを作るための」18チャンネルサーボコントローラー「Servo 2040」を発表しました。
Servo 2040は、ご想像の通り、Raspberry Pi Picoに搭載されているRP2040マイクロコントローラーチップを搭載したスタンドアロンのサーボコントローラーです。最大18個のサーボを接続できる十分な数のピンヘッダーがはんだ付け済みで、消費電力を監視する電流監視機能と、視覚的なフィードバックを提供する6個のアドレス指定可能なLEDを備えています。さらに、被験者の頭部に過度の圧力がかかっていないかを確認するためのアナログセンサーを最大6個接続できるピンヘッダーも搭載されています。
「このボードのコアには、プログラマブルIOの柔軟性を理由にRP2040を採用しました」とPimoroni氏は製品ページに記しています。「従来、各サーボはマイクロコントローラ上のPWM対応チャネルにそれぞれ接続する必要がありました。RP2040はPWMチャネルが16個しかありませんが、配線を工夫すればPIOの魔法を使って最大30個のサーボを駆動できます。RP2040のPIOは超高速なので、マイクロ秒未満の分解能でサーボを駆動できます。」
Servo 2040は、Raspberry Pi PicoのUSB-Cポートを1つだけ利用して電源と命令を供給します。もう少し電力が必要な場合は、10Aの連続電流を供給できるネジ端子があるので、避雷針を適切に設置してください。また、過電圧によるRP2040の損傷を防ぐため、ボード背面の配線を切断する必要があります。RP2040でよく使われる言語、つまりC/C++やMicroPython(ライブラリも利用可能)、あるいはCircuitPython(近日リリース予定)を使って、巨大な動くロボットをプログラミングできます。
わずか62mm x 42mm x 12mmのサーボ2040は、Pimoroniのウェブサイトで販売中です。世界中に発送いたします。また、レゴ互換のサーボやバッテリー、ケーブルも同サイトでご購入いただけます。
Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。
イアン・エヴェンデンは、英国を拠点とするTom's Hardware USのニュースライターです。彼はどんなテーマでも執筆しますが、特にRaspberry PiとDIYロボットに関する記事が彼の目に留まることが多いようです。