以前も言いましたが、もう一度言います。Raspberry Piはレトロゲームと相性抜群です。今日は、Cheat_Steve10という名の製作者が作った、もう一つの楽しいレトロゲームプロジェクトをご紹介します。彼は、私たちのお気に入りのSBCを古いゲームボーイアドバンス(GBA)に詰め込み、入力にもオリジナルのハードウェアを使用しています。
このプロジェクトはRaspberry Pi Zeroを使用し、RetroPieを使って様々なゲームをエミュレートしています。オリジナルの画面はLCDパネルに交換されているため、操作を確認するために最適な光源を探す必要はありません。バッテリー駆動なので持ち運びやすく、ボタンもオリジナルのままです。このプロジェクトはZarcadeuk氏のGame Boy Advance SPドロップインキットに似ていますが、より手作り感があり、市販品とは一線を画しています。
画像
1
の
3

Cheat_Steve10氏によると、これはGBA Pi Zero RetroPieリグの製作における3番目のバージョンとのことです。彼は2020年からこのセットアップの完成に取り組んできました。以前のバージョンではGBA SPを使用していたため、オーディオ出力用のハードウェアが不足していたため、今回はスピーカーモジュール用のスペースが広いオリジナルのGBAを選択しました。
Redditに投稿された元のスレッドで、Cheat_steve10氏はRaspberry Pi Zero Wの使い方を説明しています。このモデルは小型で消費電力が少なく、ワイヤレス接続という利点も備えています。画面はSPI接続の2.8インチTFTディスプレイで、音声出力にはUSBサウンドカードを使用し、ボタン操作はPi ZeroのGPIOピンを使って行います。Cheat_Steve10氏によると、1000mAhのバッテリーで約2時間駆動できるとのことです。
前にも述べたように、これはRetroPieプロジェクトです。まだあまり触ったことがない方は、RetroPieの設定方法に関するガイドをご覧ください。ディスプレイモジュールは、出力にFbcp ili9341というライブラリを使用しています。ボタン入力は、オープンソースのPythonツールであるGPIONextライブラリを使用しています。
このRaspberry Pi プロジェクトを詳しく知りたい場合は、 Redditで共有されている元のスレッドと、YouTubeに投稿されている動作を示すデモ ビデオをご覧ください。
Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。