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HTC、Viveのスペアパーツの注文受付を開始、6月出荷

HTCは過去5週間にわたり、Vivesを早期購入者に着実に出荷してきましたが、同社から注文できるのはヘッドセット本体のみでした。現在、ハードウェアを既に破損している場合に備えて、交換部品の注文を受け付けています。 

1月にHTCのJB Mcree氏にViveについてお話した際、彼は交換用のノーズガスケットが用意されること、そして消耗しやすいフォームガスケットも追加販売する予定であることを話していました。Viveの発売当初は、これらのアクセサリーはどこにも見当たりませんでしたが、HTCは現在、これらのアクセサリーに加え、損傷しやすいその他の部品も提供しています。

前述の通り、HTCはフォーム製のフェイスクッションを販売しています。幅広タイプと幅狭タイプの2個入りパックが24.99ドルで販売されています。Viveにはフェイスクッションがそれぞれ1個ずつ付属していますが、ノーズレストは1個のみです。HTCはアフターマーケットアクセサリーとして、幅広タイプと幅狭タイプの2サイズのノーズレストを提供しています。3個入りパックで、価格は1パック12.99ドルです。

HTCは、お手持ちのケーブルを破損した場合に備えて、交換用のケーブルも提供しています。Viveには、15フィート(約4.5メートル)の3-in-1 HDMIケーブル、USB 2.0 A-to-Aケーブル、そして電源コードなど、いくつかの専用ケーブルが必要です。電源アダプターは個別に購入できませんが、USBケーブルとHDMIケーブルは購入できます。3-in-1ケーブルは39.99ドル、USBケーブルは10ドルです。

HTCは大型アイテムも販売しています。Viveのコントロールボックスを破損してしまった場合は、29.99ドルで購入できます。ただし、コントロールボックスには電源コードは付属しておらず、入手する方法もないようなので注意が必要です。HMDの電源コードを傷つけると、再始動が困難になる可能性があります。宇宙用ベースステーションを購入してその電源コードを使用することも可能かもしれませんが、ユニット単体で134.99ドルもかかるようです。

Viveコントローラーはかなり高価です。ウェブサイトでは購入時に何個付属するか明記されていませんが、タイトルが複数形ではないので、HTCが提示している129.99ドルで入手できるのはコントローラー1個、ACアダプター、USBケーブルだけだと考えられます。

Viveの交換部品はHTCストアで購入できますが、一部の商品は数量限定です(例えば、細めのフェイスクッションはすでに売り切れています)。HTCは6月上旬に部品の出荷を開始する予定です。