47
マイクロソフト、Windows 10Xデュアルスクリーンのアイデアを公開、プレビューSDKを発表

Microsoftは、Windows 10Xを搭載したデュアルスクリーンデバイスと、近日発売予定のAndroid搭載折りたたみ式デバイス「Surface Duo」向けのプレビュー版ソフトウェア開発キット(SDK)を発表しました。これは同社が標準規格を発表しただけでなく、次世代OSを搭載した折りたたみ式デバイスにおけるソフトウェアの将来像を初めて示すものでもあります。

(画像提供:Microsoft)

Microsoftは「デュアルスクリーンデバイス入門」も公開しており、アプリの動作についてより詳しく説明しています。この資料では、2つの画面間の「継ぎ目」や境界を回避する方法についても詳しく説明されています。MicrosoftのSurface Neoは2つのディスプレイの間にヒンジを備え、LenovoのThinkPad X1 Foldは半分に折りたたむことができる単一のOLEDパネルを備えています。Windows 10Xはこれら両方に対応する必要があります。今年はさらに多くのPCメーカーがデュアルスクリーンデバイスのデザインを発表すると予想されます。

つまり、画面上のどこに特定の UI 要素を配置するか、どこに配置しないかに関するガイドラインが多数あるということです。

(画像提供:Microsoft)

さらに、Microsoftの折りたたみ式AndroidデバイスであるSurface DuoのプレビューSDKも公開されています。Surface Duoイメージを搭載したAndroidエミュレーターがAndroid Studioで利用可能になります。

(画像提供:Microsoft)

同社はウェブの標準も開発しており、新しい Chromium ベースの Edge にデュアル スクリーン レイアウトの新機能を組み込む作業を進めているという。

Surface Duo と Surface Neo はどちらも年末商戦までに発売される予定ですが、5 月に開催される Microsoft の Build 開発者会議で Windows 10X とデュアル スクリーン ソフトウェアについてさらに詳しい情報が得られると期待されます。

Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。

アンドリュー・E・フリードマンは、Tom's Hardwareのシニアエディターで、ノートパソコン、デスクトップパソコン、ゲーム機を専門としています。最新ニュースにも精通しており、ゲームとテクノロジーをこよなく愛する彼は、Tom's Guide、Laptop Mag、Kotaku、PCMag、Complexなど、数々のメディアに記事を掲載してきました。Threads(@FreedmanAE)とBlueSky(@andrewfreedman.net)でフォローしてください。Signal(andrewfreedman.01)で彼にヒントを送ることもできます。