Dellが最近発表したXPS 13 Plusは、超薄型軽量設計、Intel Evoプロセッサによる高性能と高速応答性、アップグレード可能なSSD、そして先進的なOLEDディスプレイを備え、ほぼ理想的なノートパソコンと言えるでしょう。しかし、一部のDell XPS 13 Plusには重大な問題があります。接着剤の問題により、画面が壊れてしまったり、文字通り剥がれてしまうことがあるのです。Dellはこの状況を把握しており、現在所有者に連絡を取り、修理を進めています。
Dell XPS 13の画面に関する問題はOLEDモデルに特有のもので、影響を受けるのはごく少数の機種に限られます。一方、LCDモデルは影響を受けないと、The Vergeはノートパソコンメーカーの情報を引用して報じています。The VergeはXPS 13 Plusでこの問題を経験しており、レビュー作業中に画面が消えたとRedditユーザーの報告にありました。しかし、Tom's Hardwareがテストした機種では問題がなかったことは注目に値します。
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「デル・テクノロジーズは製品の品質を最優先に考えています」と、The Vergeに掲載されたデルの声明には記されています。「XPS 13 Plus OLEDシステムの一部画面が、サードパーティ製の接着剤に問題があり、緩む可能性があることが判明しました。そのため、製造工程において迅速に修正を行いました。デルは、影響を受ける可能性のあるお客様に対し、画面が緩む前に交換していただけるよう、積極的に働きかけています。」
ディスプレイ接着剤に関する問題は業界ではよく見られます。例えば近年、Apple、OnePlus、TCL/BlackBerryなどのデバイスでは、ディスプレイが剥がれたり、色が正しく再現されなかったりする問題が発生しました。
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アントン・シロフはTom's Hardwareの寄稿ライターです。過去数十年にわたり、CPUやGPUからスーパーコンピュータ、最新のプロセス技術や最新の製造ツールからハイテク業界のトレンドまで、あらゆる分野をカバーしてきました。