スマートメディアカードは1995年に東芝によって開発され、当初はソリッドステートフロッピーディスクカード(SSFDC)と呼ばれていました。NANDメモリを使用し、最大128MBのデータを格納できました。スマートメディアカードは主にデジタルカメラのストレージとして使用され、現在では使用されなくなりましたが、NANDベースの最初の主要デバイスであったため、ストレージの進化における重要な一歩を踏み出したと言えるでしょう。
セキュアデジタルカード(1999年~現在)
主な使用期間: 1999年~現在
ストレージ容量: 1 MB~128 GB
1999年にSDカード協会によって導入されたセキュアデジタル(SD)メモリカードは、デジタルカメラ、ゲーム機、携帯電話などのデバイスから頻繁に取り外されることに耐えられるよう特別に設計されました。PCストレージデバイスとしても人気を博し、現在も使用されています。当初、標準的なSDカードのストレージ容量はわずか1~4MBでした。しかし、現在では最大128GBのカードが販売されており、近い将来、最大1TB(SDXCは最大2TB)の容量のカードも販売されるようになるとの憶測もあります。
USBフラッシュドライブ(2001年~現在)
主な使用期間: 2000年~現在
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ストレージ容量: 8 MB~256 GB
2000年にIBMとTrek Technologyによって導入されたUSBフラッシュドライブは、フラッシュメモリを使用してデータを保存します。その小型さと汎用性により、瞬く間に業界標準となりました。当初は8MBのデータしか保存できませんでしたが、現在のフラッシュドライブは最大256GBの容量まで保存できます。
ブルーレイディスク(2006年~現在)
主な使用期間: 2006年~現在
ストレージ容量: 25 GB~50 GB
ブルーレイディスクは、ブルーレイディスクアソシエーションによって開発され、2006年に登場しました。データの読み書きには青紫色レーザーが用いられます。現在、25GB(単層)または50GB(二層)のデータを記録でき、DVDの代替として人気が高まっています。