ソニーのPlayStation 5(PS5)は、同社史上最も売れているコンソール機種の一つであり、先月には出荷台数が1,000万台を超えました。しかし、現在販売されているモデルは、昨年発売されたモデルとは部品が若干異なる可能性があります。どうやら、ソニーはPS5のハードウェアをひっそりとアップデートし、放熱システムを小型化していたようです。
YouTuberのオースティン・エヴァンスは、PS5の最新リビジョンを注文し、リリースモデルと比較した結果、ヒートシンクとファンの配置が若干小さくなっていることに気づきました。下の画像からもわかるように、オリジナルPS5のヒートシンクは、アップデートモデルに比べてフィンの数が大幅に増えています。
新モデルでは、フィンの数が少ないだけでなく、リリースSKUに搭載されていた銅製のコールドプレートも搭載されていません。小型化されたヒートシンクを補うため、コンソール全体に空気を送り出すための小型ファンも搭載されています。
ソニーのPlayStation 5は発売以来、長らく赤字が続いていました。しかし、8月4日、同社は新型コンソールを利益を出して販売すると発表しました。そして、利益を最大化するために、ソニーはコンソールの設計を一部手抜きすることを決定したようです。
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PS5のヒートシンクデザイン(旧型(左)と新型(右))
エヴァンス氏はPS5の旧リビジョンと新リビジョンの温度差について詳細なテストは行っていないものの、ファンの排気温度を計測し、新リビジョンでは3~5℃高い温度が出ていることを発見しました。これは、2つのSoCを直接比較した場合、SoCの温度が若干高いことを示している可能性がありますが、新しいモデルでさらなるテストを実施して大きな結論を出すまで待つ必要があります。
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