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Raspberry PiのレトロTVボックスは木材で3Dプリントされています

Raspberry Piコミュニティの創造性の豊かさには、いつも驚かされます。本日は、 RedditでPa55w0rdとして知られるクリエイターが作成したRaspberry Piプロジェクトをご紹介します。このプロジェクトは、創造性のひらめきだけでなく、機能的なデザインと調和した美しさも兼ね備えています。Pa55w0rdは、メディア再生、ゲーム、そしてもちろんエミュレーションを目的としたレトロスタイルのTVボックスを制作しました。完成品は、美しく多用途な筐体を備えた、洗練されたデザインです。

一見すると、ボックスジョイントで側面が連結された3Dプリント製の奇妙なシェルの中に、ワイドスクリーンを備えた小型テレビが収められているように見えます。前面にある2つの金属製のノブを引くと引き出しが開きます。Pa55w0rdの内部には、入力用のワイヤレスタッチパッド/キーボードコンボデバイスが内蔵されています。これを使ってOSを操作したり、実行したいメディアファイルやプログラムを開くことができます。

このプロジェクトで使用したソフトウェアはRaspberry Pi OS、特に32ビット版です。Pa55w0rdは、様々なプログラムを操作するためKodiを使用しました。ただし、この構成は他のシステムでも同様に機能します。例えば、RetroPieを使えば専用のゲーミングマシンに、PlexやHiFiBerryなどを使えば専用のメディアサーバーにすることも簡単です。

レトロTVボックス

(画像クレジット:Pa55w0rd/reddit)

このプロジェクトのデザインで最も印象的なのは、おそらくケースでしょう。実に美しく、Pa55w0rd氏によると、このプロジェクトのために一からデザインされたとのことです。Pa55w0rd氏によると、Fusion 360を使用して設計されたとのことです。ファイルは、 iSanmateブランドの木材フィラメントを使用して、 Ender 3 Proで3Dプリントされました。

このプロジェクトについてさらに詳しく知り、どのように組み立てられるかを詳しく知りたい場合は、Redditで共有された元のプロジェクト スレッドを確認し、今後の更新については必ず Pa55w0rd をフォローしてください。

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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。