これはよくあるRaspberry Piサイバーデッキではありません。モバイル気象ステーションとしても機能するサバイバルデッキです。Techno-recluseという名の製作者によって制作され、彼はこのプロジェクトを「ARK-io」(Apocalypse Repository of Knowledge - input/output)と名付けました。
当初のアイデアは気象観測所を作ることでしたが、Raspberry Piは優れたデバイスであり、プロジェクトはすぐに緊急サバイバルキットへと発展しました。いざという時には、デバイスの充電、無線信号のスキャン、さらにはサバイバル/医療関連の文書アーカイブへのアクセスも可能になります。
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弾薬箱に収められたこの弾薬箱には、ハードウェアをマウントするためのカスタム3Dプリントフレームが取り付けられています。すべての電源は、NESDR広帯域RF受信機、BME280モジュール(気圧、湿度、温度などの検出に使用)、BN-220 GPS/GLONASSモジュールなど、様々なセンサーやモジュールに接続されたRaspberry Pi 3Bによって供給されています。
USBハブから電圧計まで、サバイバルデッキとして使えるコンポーネントが多数搭載されています。Techno-recluse氏によると、ARK-ioは気象予報に使われるNOAA衛星データを直接デコードできるとのことです。5ポートスイッチを内蔵し、Kaliを使ってちょっとした侵入テストも行えます。
ARK-ioのデザインは全体的に非常に良くできており、すっきりとしたレトロな仕上がりになっています。システムを詳しく知りたい方は、Redditに投稿された元のスレッドをご覧ください。また、Techno-recluseをフォローして、他にもクールなプロジェクトをご覧ください。
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