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マイクロン、初の176層QLC SSDを出荷:最大4,500 MBpsの読み取り速度
(画像提供:マイクロン)
マイクロン、最大4,500MBpsの読み出し速度を誇る176層QLC SSDを出荷開始。最高のSSD市場への参入という同社の姿勢は、本日、クライアントおよびデータセンターストレージ市場における最新の発表でも引き継がれています。同社は、SSDとしては業界初となる176層QLC(クアッドレベルセル)NANDフラッシュの量産出荷を開始しました。
176層MLC(マルチレイヤーセル)はMicronによって2020年後半に実用化されましたが、この技術をQLC領域に導入することで、より大容量でより低価格なSSDの実現が期待されます。この画期的な技術を実証するため、Micronの新しい2400 SSD PCIe 4.0 NVMeは、クライアントアプリケーション(低価格帯のデスクトップやノートパソコンなど)向けに現在出荷中です。Micronは、2TB容量では最小となる22x30mmの小型M.2フォームファクタで2400 SSDを提供する予定です。22x42mmと22x80mmのフォームファクタも用意されています。
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ブランドン・ヒルはTom's Hardwareのシニアエディターです。1990年代後半からAnandTech、DailyTech、Hot HardwareなどでPCとMacのテクノロジーに関する記事を執筆しています。テクノロジーニュースを大量に読んでいない時は、妻と二人の息子と共にノースカロライナ州の山やビーチで過ごしています。