
VideoCardzは、発売前の小売店リストに加え、RTX 2000 AdaデスクトップワークステーションGPUとされる低解像度のレンダリング画像を公開しました。情報筋によると、8GBのVRAMを搭載したこのエントリーレベルのAdaワークステーションカードの発売日は、来週中になる見込みです。
この新しいRTX 2000ワークステーションGPUは、8GB(おそらくECC)のGDDR6 VRAMとPCIe Gen 4 x16をサポートする、またもやAD104ベースのGPUのようです。また、外部電源コネクタは搭載されていないようですので、TDPは75ワット(PCIeスロットの通常の最大消費電力)以下になると予想されます。
AD104はコンシューマー向けGeForce RTX 4070およびRTX 4080に搭載されているGPUであるため、このワークステーション用カードは、その(おそらくSFF)フォームファクタと低消費電力を考えると、理論上は非常にパワフルであるはずです。消費電力をここまで下げるとパフォーマンスは大幅に低下しますが、AD104は強力な基盤を提供します。さらに、NVIDIAのワークステーション向けGPU(旧称Quadro)はすべてブロワー型クーラーを搭載しているため、サーバーなどのワークステーション環境でのマルチGPUスタックに適しています。
本稿執筆時点では、NVIDIAのワークステーション向けAdaアーキテクチャRTX GPUのリストにエントリーレベルの「2000」モデルが含まれていないことが目立っています。Ada世代RTX 2000とされるGPUの仕様は、NVIDIAのエントリーレベルワークステーション向けビデオカードの待望の刷新と一致しています。
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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。