
AMDのアイドル時消費電力の高騰という問題は今年初めに初めて認識され、7月に(一応)「修正」されました。RDNA 3 GPUは最高峰のグラフィックカードの一つであるため、RX 7900 XTXのアイドル時消費電力が最大90Wというのは好ましくない状況でした。しかし、その後数ヶ月にわたる様々なドライバーアップデートを経て、AMDはついにこの問題を解決したようです。
RX 7000シリーズGPU 5機種を、最新のAMD 23.12.1ドライバと以前の23.11.1ドライバでテストしました。実は先月からアイドル時の電力記録を開始していたのですが、最終的に実装されたハードウェアアクセラレーションによるGPUスケジューリングを確認したところ、状況が変わっていることに気づきました。そこで、全てのGPUを再テストすることにしました。
追記:しかし、ミスがありました。ああ。一部のカードはデフォルトで4K 60Hzのリフレッシュレートに設定されていたようで、これによりアイドル時の消費電力が大幅に削減されました。一部のGPUは4K 144Hzで問題なく動作しますが、4K 120Hzでも問題なく動作するものもあります。しかし、多くのGPUは4K 60Hzを超えると依然として比較的高い消費電力を消費します。以下のテキストは再テストが必要なため更新されていません。アイドル時と低消費電力時の消費電力については、より広範なテストに基づいた記事を今後公開する予定です。
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ジャレッド・ウォルトンは、Tom's Hardwareのシニアエディターで、GPU全般を専門としています。2004年からテクノロジージャーナリストとして活躍し、AnandTech、Maximum PC、PC Gamerなどで執筆活動を行っています。初代S3 Virgeの「3Dデセラレータ」から最新のGPUまで、ジャレッドは最新のグラフィックストレンドを常に把握しており、ゲームパフォーマンスに関する質問は彼にお任せください。