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「Typesticks」を使えば、お気に入りのデスクトップキーボードをノートパソコンで使える
Far East Gadgetのタイプスティック
(画像提供:Far East Gadget)

日本のコンピュータアクセサリーメーカー、Far East Gadgetsが今月初めに、いわゆる「Typesticks」を発売しました(PC Watchより)。Typesticksは、キー間隔が調整された硬質プラスチックとシリコン製のプラットフォームです。Typesticksの底面に戦略的に配置されたスタンドオフは、「キー間隔2.5mm以上、キーの高さ2mm以下」のノートパソコン用キーボードで使用できるとされています。

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Far East Gadgetのタイプスティック
(画像提供:Far East Gadget)

Far East Gadgetのタイプスティック

(画像提供:Far East Gadget)

Typesticksのデザイナーたちは、可愛らしくコンパクトなHHKB(Happy Hacking Keyboard)を搭載したApple MacBookノートパソコンを愛用しているようです。しかし、Typesticksは他のノートパソコンでも動作することがテスト済みで、以下の機種でも動作が確認されています。

  • Lenovo ThinkPadシリーズノートパソコン(X28を含む)
  • Alienware X17 ゲーミングノートパソコン
  • iPad Pro 12.9インチ M2 & マジックキーボード
  • VAIO Pro PGノートパソコン
  • MacBook Pro M1 16インチ
  • MacBook Pro 14インチ 2021
  • MacBook Pro 13インチ 2020
  • MacBook Air 13インチ 2020
  • MacBook Air 15インチ 2023

上記のリストは確かに網羅的ではありませんが、キーボードアクセサリメーカーとその同僚がテスト用に用意していたラップトップであると思われます。

同様に、Typesticksは幅広いキーボードに対応しています。Typesticksの配置は、キーボードベースにある傾斜調整脚に合わせて調整できます。HHKBに加え、Keychron K2 Pro、NuPhy Air 75、iPad Magic Keyboardなどの単体キーボードでもテスト・検証済みです。

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Far East Gadgetのタイプスティック
(画像提供:Far East Gadget)

タイプスティックはわずか15gとコンパクトで持ち運びに便利です。内蔵マグネットにより、持ち運び中も2本がくっつきます。USBメモリやガムとほぼ同じサイズ(実寸:72.5 × 23 × 9 mm)で、ノートパソコンのトートバッグのポケットにも楽々収まります。

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Typesticksの公式製品ページに記載されている欠点の一つは、キーボードの高さが高すぎるため、様々な要因によって画面下部が隠れてしまう可能性があることです。また、一部の読者にとってのもう一つの欠点は、日本製の製品を購入することであり、価格は2,480円(17ドル)+送料などがかかることです。

最後に、購入者は、サードパーティ製のキーボードや Typesticks を装着したままクラムシェル ラップトップを閉じないように警告されています。

DIY愛好家はDIYをする

高性能な3Dプリンター、CNC、レーザーカッターなどを備えたコンピューターDIY愛好家なら、カスタムTypesticksを簡単に作れるかもしれません。公式Typesticksがお使いのノートパソコンと互換性がない場合や、インポートが面倒だと感じる場合は、これが良い選択肢となるでしょう。

マーク・タイソンはトムズ・ハードウェアのニュース編集者です。ビジネスや半導体設計から、理性の限界に迫る製品まで、PCテクノロジーのあらゆる分野を網羅的にカバーすることに情熱を注いでいます。