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このRaspberry PiローバーボットはFloydと名付けられ、Chat GPTのおかげでとても生意気です
ラズベリーパイ
(画像提供:Larry's Workbench)

一つ確かなのは、Raspberry Piコミュニティが本当にクールなロボットを作れるということです。今日は、YouTubeチャンネル「Larry's Workbench」のLarryによる、もう一つの素晴らしいロボット作品をご紹介します。彼は先月、お気に入りのシングルボードコンピュータ(SBC)であるRaspberry Piをメインボードとして使った、自律型会話型ローバー「Floyd」の製作過程を記録してきました。

ChatGPTの統合により、フロイドは雄弁になりました。これにより、フロイドは相手の発言を聞き取り、即座に適切な返答をすることができます。これは、ラリーが共有した最新のエピソードで実証されています。このエピソードでは、フロイドはビデオの途中で、全く促されることなく会話に割り込んできました。

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Chat GPTロボットとしては、Floydはかなりの遊び心を持っています。車輪のおかげで移動でき、アームも可動式です。さらに、マイクとスピーカーを搭載することで、音声テキスト変換とテキスト音声変換の両方のインタラクションが可能になりました。

ラリーによると、フロイドのメインボードはRaspberry Pi 4Bです。これは、車輪やアームを動かすためのサーボなどの外部コンポーネントの一部を制御するHATによって制御されています。本体は金属製で、ハードウェアは完全に露出しており、外側に取り付けられているようです。

ラズベリーパイ

(画像提供:Larry's Workbench)

Floydは、Raspberry Pi OS上で動作するChatGPT 4を使用しています。これは、Raspberry Pi公式イメージャーを使えば簡単にセットアップできます。Raspberry Piの初回セットアップガイドで解説しています。なお、プロジェクトのソフトウェア面に関する詳細は、Larry's Workshopのプロジェクトビデオをご覧ください。

この Raspberry Pi プロジェクトの実際の動作を確認したい場合は、YouTube の公式 Larry's Workshop チャンネルをご覧ください。

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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。