Intelは、4月のComputex 2018でOptane SSD 905PのM.2バージョンを初めて披露しました。年末までにドライブをリリースするという約束を果たし、SSDは11月18日に発売されます。
Intel M.2 Optane SSD 905PはM.2 22110規格に準拠しており、幅22mm、長さ110mmです。このドライブはIntel 3D Xpointメモリを搭載し、容量は380GBです。一般的なM.2 PCIe SSDと同様に、M.2 Optane SSD 905PはPCIe 3.0 x4インターフェースを採用しています。
Intelはスロベニアの水冷専門メーカーEK Waterblocks(EKWB)と提携し、M.2 Optane SSD 905Pにダークグレーのアルミニウム製パッシブヒートシンクを搭載しました。EKWBのヒートシンクは、ステンレススチール製のクリップでSSDに取り付けられたフロントカバーとバックプレートで構成されています。このヒートシンクは非常にコンパクトな設計ですが、M.2 Optane SSD 905PをUltrabookなどの超薄型デバイスに搭載することは困難です。ヒートシンクは取り外し可能ですが、取り外した場合SSDのパフォーマンスが低下する可能性があります。
本稿執筆時点では、IntelはM.2 Optane SSD 905Pのパフォーマンスデータを発表していません。しかし、AIC(アドインカード)版やU.2版ほど高速ではないことは間違いないでしょう。AIC版やU.2版は、シーケンシャルリードとライトがそれぞれ最大2,700MB/秒と2,200MB/秒、4Kランダムリードとライトがそれぞれ最大575,000 IOPSと550,000 IOPSを誇ります。ただし、M.2版はアイドル時とアクティブ時の消費電力が比較的低くなっています。IntelはM.2 Optane SSD 905Pに5年間の保証を提供しています。
Intel M.2 Optane SSD 905P 380GB (SSDPEL1D380GAX1) は現在、Neweggで499.99ドルで予約注文を受け付けています。購入はお一人様2個までとさせていただきます。Neweggによると、このSSDの正式発売日は11月18日で、その後まもなくお客様への出荷が開始される予定です。
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Zhiye Liuは、Tom's Hardwareのニュース編集者、メモリレビュアー、そしてSSDテスターです。ハードウェア全般を愛していますが、特にCPU、GPU、そしてRAMには強いこだわりを持っています。