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レノボとネットアップが提携し、オールフラッシュアレイをリリース

Lenovoは、ThinkSystemオールフラッシュおよびハイブリッドオールフラッシュアレイの新製品ラインを開発するため、NetAppとの提携を発表しました。Lenovoは新アレイの製造に加え、製造、グローバルサプライチェーン、サポートエコシステムの基盤を提供し、NetAppはソフトウェアと設計を提供します。両社の力を結集することで、オールフラッシュアレイ市場におけるPure Storage、Dell/EMC、HPE、IBMといった業界の巨大企業との競争において、より優位な立場を築くことができるでしょう。

新しいThinkSystemストレージシステムには、DMとDEの2種類があります。フラッグシップモデルのThinkSystemオールフラッシュアレイは、NVMe over Fibre Channel(NVMeoF)をはじめとする最新の高性能ストレージテクノロジーを豊富に搭載しています。NVMeoFは、ユビキタスなNVMeストレージプロトコルをネットワークファブリック上で実行することで、レイテンシを100マイクロ秒未満に低減します。ネットワークは、40GbEまたは32Gbファイバチャネルから選択できます。ピーク時のストレージパフォーマンスは、クラスタあたり400万IOPSに達します。ONTAP Flash Essentialsソフトウェアは、インライン重複排除と圧縮、多様な暗号化オプション、SEDドライブのサポートなど、エンタープライズグレードの必要な機能を提供します。  

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オールフラッシュの最大容量は、12台の高可用性ペアで96.7PBですが、データ削減テクノロジーにより、使用可能なストレージ容量は最大281PBまで拡張されます。各ノードは、最大16GBのNVRAM(電源コンデンサでバックアップされた標準RAM)をサポートします。この高速な永続メモリ層は、フラッシュメディアのパフォーマンスと耐久性を向上させるために使用されます。

DMハイブリッドフラッシュアレイは、フラッシュのスピードとハードドライブの経済性および容量を融合しています。12アレイ構成のクラスターは、HDDの物理容量で最大57PB、フラッシュ容量で最大576TBまで拡張可能ですが、この価格重視のオプションにはデータ削減テクノロジーは含まれていません。各ノードは最大16GBのNVRAMと10GbEネットワークもサポートします。

最後に、低コストの代替品として DE シリーズが登場し、容量とパフォーマンスの目標が低くなっています (上記の表に記載)。

DEシステムとDMシステムはどちらも現在ご利用いただけます。詳細については、LenovoのEmpower Transformationウェブサイトをご覧ください。

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