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このRaspberry Piアーケードは芸術作品です

Raspberry Piアーケード筐体は今や非常に普及していますが、他とは一線を画すには特別な何かが必要です。そこでメーカーのJamHamsterは、Raspberry Piをベースにした非常に印象的なカスタムアーケード筐体でこの課題に挑みました。筐体は、オールメタルで洗練された美しいデザインが特徴です。この筐体は、ただ遊んで楽しいだけでなく、見た目も美しく、どんな部屋にもマッチします。今年初めには、JamHamsterのZX Spectrum PCカセットプロジェクトを紹介しました。これもまた、愛情のこもった作品です。

回転テーブルに貼り付けなければなりませんでした。☺️ pic.twitter.com/DuBMi2TSDS 2021年8月27日

本体の重量は約1ポンドですが、粘着性のある脚のおかげで使用中にほとんど動きません。ジョイスティックには8mmのボールベアリングが取り付けられており、ネジ止めするために穴を開ける必要がありました。ジョイスティックを動かすとコントローラーボード上のモーメンタリースイッチが押され、巧妙なコードがその入力をゲーム操作に変換します。カスタムメイドの金属ボタンだけでなく、ヘッドホンと画面接続用のポート用の穴も開いています。背面には、スタート、セレクト、そしてラッチ式電源スイッチ用のボタンが3つあります。JamHamsterは失敗を成功に変えることに成功しました。ヘッドホン用の穴の寸法が間違っていたため、9ピンのAtariコントローラー入力に変換されたのです。

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ラズベリーパイ
(画像提供:Jamhamster)

Raspberry Piを使った最高のプロジェクトは、見た目は素晴らしいのに、それほど高価ではありません。JamHamster氏によると、このキャビネットに必要な材料は約88ドル(英国では75ポンド)でした。Raspberry Pi本体のほかに、100mmのアルミパイプと、コントロールパネルと画面のベゼルを作るために曲げた6mmの板も必要でした。機械加工と穴あけ加工の詳細な手順は、こちらのTwitterスレッドで解説されています。

これは、私たちがこれまで出会った中で最もすっきりとしたRaspberry Piアーケード筐体の一つです。詳しくはTwitterでJamHamsterをチェックしてみてください。彼の美しい作品の数々もぜひフォローしてください。

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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。