
Computex 2025において、Elgatoは「Stream Deck Everywhere」を発表しました。この新たな取り組みには、いくつかの新しいプロジェクトが含まれています。中にはマイナーなものもあれば、私たちの期待を少し揺るがすものもあるでしょう。おそらく最もエキサイティングな開発は、ElgatoのStream Deckインターフェースを新たなデバイスに提供することを目指すVirtual Stream Deck(VSD)アプリケーションでしょう。
Stream Deck MK.2 の派生モデルが、新しいキースイッチオプションを搭載して発売されます。このエディションはシザースイッチキーを搭載し、通常のメンブレンキーよりも応答速度が速いとされています。このスイッチは非常に薄く、作動するまでの移動距離が短いため、一部のユーザーにとっては応答性が非常に高い選択肢となります。Stream Deck MK.2をまだご存知でない方は、ぜひレビューでその実力をご確認ください。総じて、私たちはこの製品に満足し、5つ星のうち4つの評価を付けました。
同名の新しいネットワークドック「Network Dock」も登場し、Stream Deckデバイスに有線ネットワークオプションを提供します。Stream DeckにUSB接続し、PoE接続と非PoE接続の両方をサポートします。Elgatoの親会社であるCorsairは、このデバイスでIPアドレスを直接管理できることを確認しました。
Stream Deckモジュールもまた新製品で、DIY愛好家が独自のコントロールシステムを構築するためのモジュラープラットフォームを提供します。6キー、15キー、32キーの3種類のサイズが用意されており、プロジェクトに簡単に組み込めるアルミ製のシャーシに収納されています。
特に注目したいのは、Virtual Stream Deck(VSD)です。このアプリケーションは、その名の通り、画面上でStream Deckを仮想的にシミュレートできるように設計されています。これにより、お手持ちのデバイスをElgato Stream Deckに変身させることができます。Raspberry Pi搭載のDIY Stream Deckなど、オープンソースの代替製品は以前から存在していましたが、これはElgatoからの公式リリースであり、それ自体が魅力的です。新しいVSDソフトウェアは、今後徐々により多くのデバイスで利用できるようになる予定です。
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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。