92
SatechiのUSB-CハブはM.2スロットを搭載し、ポートを追加して容量を増強

市場にはM.2 SSD用のUSB-Cハブやケースが数多く存在します。しかし、必要なポートとストレージ容量をすべて1つのデバイスで追加できるUSB-Cハブは多くありません。NotebookCheckによると、Satechiがついにそのようなハブを発売したようです。

Satechi USB-Cハイブリッドマルチポートアダプターは、USB 3.0 Gen 1 Type-Cインターフェースでホストに接続し、USB 3.0ポート2つ(充電非対応)、4K60対応HDMI 2.0ディスプレイ出力、充電用USB-Cポート、SATA SSD用M.2-2280スロットを追加します。このハブは最大100ワットの電力をホストに供給できるため、15.6インチや16インチクラスの大型ノートパソコンにも電力を供給できます。なお、ハブのUSB TypeAポートは、光学ディスクドライブなどの消費電力の高い機器には対応していませんのでご注意ください。 

サテチ

(画像提供:Satechi)

業界がUSB Type-Cポートに移行し、USB Type-Aなどの一部の「レガシー」コネクタが現代のノートパソコンから廃止されたことで、ノートパソコン用ドック市場が活性化し、多くのアクセサリメーカーがドックやポートリプリケーターの提供を開始しました。同時に、薄型軽量ノートパソコンの増加に伴い、外付けストレージデバイスの需要も高まっています。中には、アップグレードできないハンダ付けされたSSDを搭載したノートパソコンもあります。そのため、SatechiのUSB-Cハイブリッドマルチポートアダプターは、ポート数を増やしたい、容量を増やしたい、そして89.99ドルという比較的リーズナブルな価格で購入したいという方にとって、まさに理想的な製品と言えるでしょう。

USB-Cハイブリッドマルチポートアダプターは、Satechiにとってこの種の製品としては初めてのものではありません。同社は今年初め、小型デスクトップにM.2 SSD、SDカードスロット、USBポートを追加するMac Mini USB-Cドックを発表しました。

Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。

アントン・シロフはTom's Hardwareの寄稿ライターです。過去数十年にわたり、CPUやGPUからスーパーコンピュータ、最新のプロセス技術や最新の製造ツールからハイテク業界のトレンドまで、あらゆる分野をカバーしてきました。