
今朝早く、 PS4版『レッド・デッド・リデンプション』の公式PlayStation Store説明欄に、現在発売中のPS4版の説明文に誤りがあり、現在未発表のPC版の説明文が代わりに表示されてしまいました。これにより、5月以来2度目の(意図せぬ)PC版『レッド・デッド・リデンプション』の発売が公式に確認されました。この誤りは深刻なものだったため、ページ上ではすぐに消えてしまいましたが、ユーザーがインターネットアーカイブのスクリーンショットを保存すると、たちまち被害は拡大し、この情報は瞬く間に広まりました。
ついに秘密が明かされました。 『レッド・デッド・リデンプション』 (拡張パック「アンデッド・ナイトメア」はそのまま)が、どうやらPC版として間もなくリリースされるようです。この再リリースには、2023年にPS4とSwitch向けにリリースされたコンソール版『レッド・デッド・リデンプション』の改良点も含まれています。
PS4 Pro版とPS5版の『レッド・デッド・リデンプション』は、AMDのFSR 2の採用により、スーパーサンプリングとシャドウ解像度の向上を実現し、ネイティブ4K解像度で動作しました。Xbox 360版のオリジナル版は720Pでしたが、Nintendo Switch版では最大1080Pまで解像度が向上しています。これらの変更点を除けば、『レッド・デッド・リデンプション』のPS4 Pro版とPS5版は、ゲーム自体にほとんど変更はありません。
近々リリースされるPC版への変更点も少ないように見えますが、任意の解像度(そしてPlayStationコンソールではFSR2が使用されていたため、異なるアップスケーラーも搭載されることを期待しています)のサポートは期待できます。エミュレーションによってPC版では既に最大120FPSのフレームレートでプレイ可能だったため、PC版でもフレームレートの「増加」が実現するのは理にかなっています。空間サラウンドサウンドとマルチディスプレイ(ウルトラワイドにも対応することを期待しています)は、PC版の新機能です。
最後に、PC版『レッド・デッド・リデンプション』リマスター版の説明には「およびその他のアクセサリ」という記述もありました。これが何を意味するのかは不明ですが、PC版『レッド・デッド・リデンプション』のその他の改良点を指している可能性があり、おそらく高解像度テクスチャや追加のPCグラフィック設定や強化機能などが含まれると思われます。
結局のところ、 『レッド・デッド・リデンプション』のPC版は、少なくともコンソール版の移植としてはまずまずと言えるでしょう。とはいえ、PCゲーマーが長らく公式移植を待ち望んできた中で、期待するであろう完全なリメイクやリマスターのレベルには到底及びません。しかし、この名作ゲームを新規プレイヤーにも復帰プレイヤーにも楽しんでもらうために、機能が充実したPC版の移植版を出すのは全く悪くありません。マウスとキーボードのサポートも追加されることを期待したいところです。
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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。