
世界初のソリッドステート冷却デバイスを開発したFrore Systemsは、同社のAirJet Miniで冷却する64TB U.2 SSDストレージデバイスを発表しました。OWCとの共同開発で開発されたこのストレージエンクロージャはMercury Proと呼ばれ、Frore Systemの技術を採用した初のストレージエンクロージャとなります。
Frore Systemのソリッドステート冷却技術の詳細については、以前の記事をご覧ください。簡単にまとめると、Frore SystemのAirJet MiniとAirJet Proクーラーは、可動部品を持たない世界初のソリッドステート冷却デバイスです。厚さ2.8mm、Miniは5W、Proは10Wの放熱性を備え、1mmあたりの冷却能力は従来の冷却方法よりもはるかに高くなっています。どちらのデバイスも、これまではパッシブ冷却や弱いアクティブ冷却ソリューションでしか冷却できなかった、非常に薄型またはコンパクトなデバイスをアクティブに冷却できます。
OWCの新しいMercury Proは、AirJetクーラーを採用した初の外付けストレージエンクロージャーです。Frore Systemsは以前、AirJet MiniとProをCPU/SoCクーラーとして宣伝していましたが、今回はAirJet Miniの超薄型フォームファクターの恩恵もあり、ストレージデバイスの冷却にも応用されています。
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Aaron Klotz 氏は Tom's Hardware の寄稿ライターであり、CPU やグラフィック カードなどのコンピューター ハードウェアに関するニュースを扱っています。