VR Coverは最近、HTC Vive用の交換用フォームクッションのラインアップを発表しました。クッションは耐水性PUレザー製で、様々な厚みのバリエーションが用意されているため、好みのフィット感に調整できます。そして今回、同社はRiftユーザー向けのオプションも提供しています。
Viveの交換用フォームは既存のベルクロでヘッドセットに接続するため、Oculus Riftとの互換性がありませんでした。この問題を回避するため、VR CoverはRift HMDのフェイシャルインターフェースを「リバースエンジニアリング」し、独自の交換用フォームを設計しました。このフォームは、縁にViveと同様のベルクロテープを備えています。
同社はRift専用のフォームパッドオプションも開発しました。VR Coverはこれまでに2つのバージョンを紹介しています。1つは目とレンズの距離を近づけ、視野を効果的に広げる薄型のカバー、もう1つは純正フォームパッドと同等のものです。VR Coverは、他のオプションも開発中で、夏に発表する予定だと述べています。
Oculus Riftは今年3月末に発売されました。発売前、このVR HMDにはメガネを装着できる2つ目のフェイシャルインターフェースが搭載されると発表されていました。Oculusは最終的にこの計画を撤回しましたが、VR Coverは独自の解決策を用意しています。同社はメガネを装着できるスペースを確保するために、より奥行きのあるフェイシャルインターフェースを開発しました。このデザインにはメガネの側面に隙間がないようで、頭の幅が広い人にはおそらく役に立ちません。
VR Coverは、この製品もOculusの承認を得ていると述べています。これらはOculusの公式製品ではありませんが、VR Coverのデザインを改良し、交換用フェイシャルインターフェースが適切にフィットするように支援しました。
VR Coverは、Oculus Rift用のフェイシャルインターフェース交換部品と洗えるフォームパッドの製造資金を集めるため、Kickstarterキャンペーンを実施しています。VR Coverは、パーツを単品で29ユーロ(約32ドル)、2個セットで58ユーロ(約64ドル)、5個セットで145ユーロ(約160ドル)で提供しています。各オプションには、お好みのフォームパッドが付属します。注文品は9月に支援者への発送を予定しています。
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