
Raspberry Piメーカーコミュニティで最も輝かしいのは、その創意工夫と創造性です。特に最近、あるメーカーがRaspberry Piを使った数々のプロジェクトに取り組んでおり、彼の最新作は他のどの作品よりも際立っています。メーカー兼開発者のArnov Sharma氏は、私たちのお気に入りのマイクロコントローラー、Raspberry Pi Picoを使ってカスタムスタジオライトを製作しました。
このスタジオライトは、カスタムマトリックスに配置されたLEDによって、幅広いカスタマイズが可能です。温かみのある光から冷たさのある光まで、様々な温度に調整可能です。また、香りに彩りを加えたい時のために、WS2811 RGB LEDも搭載されています。シャーマ氏によると、これは彼が他のプロジェクトで撮影した写真や動画の質を向上させるために、必要に迫られて開発した実用的なプロジェクトだそうです。
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公式プロジェクトページで、Sharma氏はスタジオライトに電力を供給するメインボードはRaspberry Pi Pico 2であると明言していますが、手元にPicoしかない場合は、通常のPicoでも問題なく使用できるでしょう。PicoはI2C経由でSSD1306 OLEDディスプレイに接続されており、現在のライト設定をリアルタイムでフィードバックします。カスタムPCBはPicoとスクリーンだけでなく、LED、ボタン、そしてIP3506 5V 2A充放電コントローラーを介して18650バッテリー2個にも接続されており、持ち運びに便利です。
彼の他の多くのRaspberry Piプロジェクトと同様に、このプロジェクトもオープンソース化されており、コードは誰でも確認できます。Sharma氏は、その仕組みについても詳しく説明しています。ボタン操作で暖色系と寒色系のLEDの明るさを25%単位で調整できます。これにより、撮影に最適な照明効果を得るために、非常に精密にライトを調整することが可能になります。
このRaspberry Pi プロジェクトを詳しく知りたい場合は、 Hacksterのプロジェクト ページで詳細と、すべての仕組みを示すビルド ガイドを確認してください。
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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。