Coffee Lakeプロセッサが登場し、Intelが第8世代UシリーズCPUを発表したことで、デスクトップ向けチップの登場も時間の問題と言えるでしょう。もしかしたらIntelの誰かが第8世代プロセッサファミリーの発表を先送りしていたのかもしれません。というのも、Tech Reportを含む複数の情報源が、期待されていたCoffee Lake搭載のデスクトップ向けCore i7およびi5 CPUのパッケージの詳細がIntelのウェブサイトに掲載されたと報じていたからです。
将来製品のモックアップ画像がリークされたことはこれまでもありましたが、報道によると画像の出所はIntel自身だとされていました。しかし、私たち自身で画像を探してみましたが、見つかりませんでした。すでにオンライン上には存在していなかったのです。問題の画像と製品ページについてIntelに問い合わせたところ、同社の担当者から次のような回答がありました。
本日発表した第8世代 Intel Core Uシリーズプロセッサーのイメージが反映されていなかったため、画像を差し替えました。第8世代 Intel Coreファミリーの残りの製品については、近日中に詳細をお知らせいたします。
この発表は、いくつかの事実を裏付けるものとなりました。まず第一に、Web上で出回っている次期Coffee Lakeプロセッサの筐体画像は、Intelが正式に提供したもののようです。しかし、Intelは画像に表示されている詳細情報について一切肯定も否定もせず、さらなる質問に対しては「第8世代デスクトッププロセッサについては、近日中に詳細を発表します」とのみ回答しました。
同社の後退(そして大幅な改訂は未定)にもかかわらず、画像の信憑性から判断すると、新型Core i7およびi5 Coffee Lake CPUには300シリーズのマザーボードが必須となることがほぼ確実です。さらに、Core i7とi5はどちらも最大6コアを搭載し、ハイパースレッディング対応のCore i7は12スレッドに対応します(i5はハイパースレッディング非対応)。Intel UHD Graphics 630も引き続き搭載されるようです。その名前からは高解像度ディスプレイ出力が想像できますが、統合グラフィックスへの変更は軽微なものになると予想されるため、グラフィックス性能は既存モデルと同等に留まるでしょう。
残る唯一の真の疑問は、インテルがタイミングの悪いページ開設の犠牲者になったのか、それとも自ら誇大宣伝を仕掛けたのか、ということです。2017年の主要製品の発売には、ほぼ必ずリークがつきもの(インターネットのおかげですね)ですが、インテルが自ら情報を暴露し、その後撤回したという事実から、単にタイミングミスだったのではないかと考えます。
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