
Ayaneo AM01ミニPCの初公開とその後のスペックおよび価格発表からわずか4か月後、AyaneoはAM01の最新情報をブログに投稿し、Zen 3ベースのRyzen 7 5800Uバージョンの発表も発表しました。廉価版となる2つのバージョンは、AMDのZen 1およびZen 2アーキテクチャをベースにしたRyzen 3 3200UとRyzen 7 5700Uを搭載しています。ちなみに、Zen 3アーキテクチャは2020年後半にリリースされており、現在Zen 5は2024年のリリースを待っています。
つまり、Ayaneo AM01は、以前取り上げたクラシックなMacintosh風ミニPCとほぼ同じで、Ryzen 7 5800U搭載モデルも他のモデルと同様に非常に似た価格設定となっています。現状では、Zen 3 Ryzen 7 5800Uモデルは一見するとZen 2 Ryzen 7 5700Uと驚くほど同一に見え、基本的なコア/スレッド仕様も同じです。もちろん、新しいアーキテクチャによりパフォーマンスははるかに向上しています。
Ayaneoのブログ投稿では、Ryzen 7がAM01で最大35ワットで動作することが確認されており、これは公式の最大TDPである25ワットを大幅に上回る値です。この高いTDPと適切なRAMの選択により、内蔵iGPUのパフォーマンスを最大限に引き出すことができるはずです。
価格面では、Ayaneo AM01はアーリーバード期間中に購入するのが最適です。アーリーバード期間中は30ドルもお得です。スペックとサイズを考えると、価格帯はかなり許容範囲内ですが、最もコスパが良いのはLCD Steam Deckや中古PCなどのデバイスでしょう。
Ayaneo AM01 PCをできるだけ早く手に入れたい方は、Indiegogoのページにアクセスしてクラウドファンディングでデバイスを購入してください。Ayaneoはクラウドファンディングによるデバイス開発で素晴らしい実績を誇っていますが、実際に手に取ってみるまでは期待できないのが現状です。
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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。