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STEM Boxで未来のスキルを学ぼう

学習において遊びは不可欠です。子供の頃は物事の仕組みを学び、大人になっても問題をいじくり回す中で独自の解決策を見つけることがよくあります。年齢やスキルレベルに関係なく、問題に実際に取り組むことで新しいスキルを習得します。電子工学とコーディングは実践的なスキルであり、ArduinoやRaspberry PiなどのボードのおかげでSTEM(科学技術、工学、数学)科目が普及し、非常に人気が高まっています。

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CircuitMess STEM BOXキット
(画像提供:CircuitMess)

CircuitBlocksコーディング環境

(画像提供:CircuitMess)

これらのキットは、学習者や大人のスキルレベルを問わず、遊びを念頭に置いて設計されています。お子様は、指示書に盲目的に従うのではなく、実際に手を動かしながら学習します。キットのプログラミングには、Arduino、Python、Luaなどの型付き言語を使用するのではなく、CircuitMessキットは、Arduino CLIのフロントエンドとして機能するオープンソースのブロックコーディング言語であるCircuitBlocksを使用しています。お子様はコードブロックを組み立て、アルゴリズムの構築方法を学び、間違いがあれば簡単に修正できます。CircuitBlocksには、年長のお子様向けに、Arduino IDEによく似たテキストベースのエディターも用意されています。

CircuitMessは現在、Kickstarterで資金調達を行っています。既に目標額を上回る資金を確保していますが、さらに資金を集めることで「ストレッチゴール」を設定し、より多くの機能や特典を支援者に提供できるようになります。支援額はSTEM Box 1が79ドルから始まり、9個入りのSTEM Boxパック(3ヶ月ごとに配送)は579ドルまでとなっています。つまり、このキャンペーンでは2022年11月までキットが提供されることになります。

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レス・パウンダーは、トムズ・ハードウェアのアソシエイトエディターです。クリエイティブテクノロジストとして、7年間にわたり、老若男女を問わず、教育と啓発のためのプロジェクトを手がけてきました。Raspberry Pi Foundationと協力し、教師向けトレーニングプログラム「Picademy」の執筆・提供にも携わっています。