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ピモロニの新しいピコディスプレイは、その性能を最大限に引き出します
ピコディスプレイパックマックス
(画像提供:フィル・ハワード/ピモロニ)

PimoroniはPico Display Packの後継機を開発中であるようです。この大型ユニットは、PimoroniのソフトウェアリーダーであるPhil Howard氏が、Raspberry Pi Picoでのディスプレイテストの進捗状況を示す一連のツイートで予告されていました。ディスプレイにはまだ名前はありませんが、Pimoroniの共同創設者であるJon Williamson氏によると、現在の仮題は「Pico Display Pack Max」です。

子供向けメニューの裏に載ってる迷路みたい pic.twitter.com/7jzClUTgwv 2021年6月17日

詳細についてハワード氏に問い合わせたところ、画面は320x240解像度で、ST7789 SPI TFTドライバを搭載していることが分かりました。仕様はAdafruitの2インチ画面とほぼ同じです。Pimoroniの画面は約2インチで、60fps対応のIPSディスプレイを搭載しています。画面の両側には4つのボタン(A、B、X、Y)と1つのRGB LEDがあり、3つのPWM GPIOピンを使用して色を混ぜ合わせます。これらの機能はすべて、小型のPico Displayと同じです。

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ピコディスプレイパックマックス
(画像提供:フィル・ハワード/ピモロニ)

ツイートには、ボードがPimoroniのOmnibusブレイクアウトに接続されている様子が見られます。これは、このボードがPicoのGPIOすべてにバックパックのように接続できるPimoroni Packsのデザイン美学を踏襲していることを示しています。ディスプレイはRaspberry Pi Picoよりも大きく、このシリーズの中で最大のパックとなるでしょう。また、Howard氏がTelnetを使用してテストURLに接続していることから、Pico Wirelessもブレイクアウトボードに接続されていると推測されます。

いつ、いくらで購入できるかはまだ不明ですが、20ドルの小型モデルよりも高価になることは分かっています。

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レス・パウンダーは、トムズ・ハードウェアのアソシエイトエディターです。クリエイティブテクノロジストとして、7年間にわたり、老若男女を問わず、教育と啓発のためのプロジェクトを手がけてきました。Raspberry Pi Foundationと協力し、教師向けトレーニングプログラム「Picademy」の執筆・提供にも携わっています。