AMD Radeon RX 470が発売されました。カスタムバリアントを製造しているメーカーの一つがPowercolorです。同社はRed Devil RX 470を発表しました。
RX 470に搭載されたGPUは2,048コアを搭載し、256ビットのメモリインターフェースを介して4GBのGDDR5メモリに接続されています。GPUは最大1,270MHz(標準の1,206MHzからわずかにオーバークロック)で動作し、メモリは1,750MHz(リファレンスの1,650MHzではなく)で動作します。実際には、GPUとメモリ間のデータスループットは7.0Gbpsとなります。
PowercolorはRed Devil RX 470を、デュアルボールベアリング80mmファン2基、8mmヒートパイプ2本、6mmヒートパイプ2本を搭載したDouble Blade IIIクーラーで冷却します。さらに、洗練された外観、冷却性能の向上、そしてカード全体の強化のために、バックプレートも搭載されています。
カードに電源を供給するには、GPUとメモリに電力を供給する6+1フェーズVRM回路につながる8ピンPCI-Express電源コネクタが必要です。BIOSモードスイッチで「ウルトラオーバークロック」と「サイレントオーバークロック」モードを切り替えることができます。また、手動オーバークロックで少しやりすぎてしまった場合に備えて、セカンダリBIOSをバックアップとして使用することもできます。
Powercolorは価格や発売時期について明言していませんが、Radeon RX 470が本日発表されたことを考えると、それほど時間はかからないでしょう。AMDは標準(オーバークロックなし)のRX 470の推奨価格を179ドルとしており、上位機種のRX 480と比べてそれほど安くはありません。Red Devil RX 470は若干高くなると予想しており、そうなればRX 480を選ぶのが妥当な選択となるかもしれません。
Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。