
AMDは、Golden Pigアップグレードパックによると、Ryzen 8040またはHawk PointシリーズのAPUを、新しいRyzen 200ブランドで刷新する計画があると報じられています(おそらくCES 2025までに)。これは、AMDの今後の製品(刷新を含む)を既存のRyzen AI 300シリーズとより整合性を持たせるためであり、将来の製品はRyzen AI 400、Ryzen AI 500といった同じ命名体系に基づいて命名されるはずです。
AMDは2023年、Zen 4とRDNA 3アーキテクチャをベースにしたPhoenix APU(Ryzen 7040)で市場を席巻しました。昨年12月には、Ryzen 8040シリーズ「Hawk Point」を発表しました。これは基本的にPhoenixチップのリバッジ版で、より高性能なNPUを搭載していましたが、ベースはやはりXDNA 1でした。Ryzen 8050/9050シリーズとなるはずだったStrix Pointは、Ryzen AI 300という新しい名称でZen 5とRDNA 3.5を一般向けに発表しました。
スペックに関しては、同じリーカーがAMDの今後2年間のモバイル向けポートフォリオ全体を公開しており、それによるとRyzen 200 APUは最大8基のZen 4コアと12CU RDNA 3 iGPU(Radeon 780M)を搭載する見込みです。メモリサポートはDDR5-5600/LPDDR5X-7500で変更ありません。
今回、ノートパソコンを購入する際には、細心の注意を払う必要があります。IntelはCore 200H/UシリーズのCPUでAlder Lakeを刷新します。同様に、AMDも従来の命名規則を廃止し、AI搭載のRyzen AI 300シリーズでその流れに乗りました。直感に反し、頻繁に変更される命名規則に加え、刷新の回数の多さは、私たちほど技術に精通していない多くの人々を混乱させることでしょう。
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ハッサム・ナシルは、長年の技術編集者兼ライターとしての経験を持つ、熱狂的なハードウェア愛好家です。CPUの詳細な比較やハードウェア全般のニュースを専門としています。仕事以外の時間は、常に進化を続けるカスタム水冷式ゲーミングマシンのためにチューブを曲げたり、趣味で最新のCPUやGPUのベンチマークテストを行ったりしています。