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マイクロソフトは業界全体の人員削減の中で、アクティビジョン・ブリザードとXboxの従業員1,900人を解雇した。
ブリザード社のスタジオ看板の写真。ブリザード社は2008年にアクティビジョン社に買収され、アクティビジョン・ブリザード社は2023年10月にマイクロソフト社に買収された。
ブリザード社のスタジオ看板の写真。ブリザード社は2008年にアクティビジョン社に買収され、アクティビジョン・ブリザード社は2023年10月にマイクロソフト社に買収された。 (画像提供:WikipediaのDefkey)

マイクロソフトは2023年10月にアクティビジョン・ブリザードの買収を完了し、現在、アクティビジョン・ブリザード、Xbox、ゼニマックスから1,900人の従業員を解雇している。The Vergeによると、アクティビジョン・ブリザードはレイオフの影響を最も強く受けているという。買収を監督する役割を担っていた現ブリザード社長のマイク・イバラ氏は、ブリザードの共同創業者兼最高デザイン責任者のアレン・アダム氏とともに、それぞれ辞任した。

フィル・スペンサー氏による社内メモによると、今回のレイオフの影響を受ける従業員には、退職時に直接通知され、退職金が支給される。運が良ければ、この退職金は、特にマイクロソフトによる買収費用690億ドルを考慮すると、ライアットゲームズの6ヶ月分の退職金と同等かそれ以上の金額になるだろう。しかし、メモでは退職金の規模は明らかにされておらず、唯一公表されているのはレイオフされる従業員数のみだ。

いつものことながら、この業界でこれほどの規模で事業を展開しているプレイヤーの大量解雇は残念ではありますが、予想外ではありません。組合化が進むゲーム業界が、スタジオやIPの買収と閉鎖が続く現状よりも、長期雇用者に対してより有利な姿勢を示し始めることを期待します。

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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。