今日の薄型軽量ノートパソコンのアップグレードはほぼ不可能ですが、Thunderbolt 3/4ポートのおかげで、外付けGPUや高性能ストレージシステムを接続することが可能です。今週、Sapphireは、薄型軽量ノートパソコンをAMDの主流グラフィックス機能にアップグレードできる新しいGearBox 500 Thunderbolt 3 Pulse Radeon RX 6600 XT eGFXソリューションを発表しました。
SapphireのGearBox 500 Thunderbolt 3 Pulse Radeon RX 6600 XT eGFXボックスには、AMD Navi 23 GPUをベースにしたSapphireグラフィックカードが搭載されており、2048基のストリームプロセッサと8GBのGDDR6メモリを128ビットインターフェースで接続しています。このPulse Radeon RX 6600 XTグラフィックカードは、デュアルファン・デュアルスロット冷却システム、4つのディスプレイ出力(DP 1.4×3、HDMI 2.0×1)、および8ピンPCIe補助電源コネクタ×1を備えています。
このボックスには、グラフィックカードに加え、USB 3.0 Type-Aポート2基とギガビットイーサネットコネクタ1基が追加されています。さらに、このソリューションは500W電源ユニットを搭載しているため、最大60Wの電力をホストマシンに供給できます。
eGFXボックスは300×138×204mmと、他のソリューションと比較して小型です。コンパクトな外付けグラフィックカードを探している方には最適です。しかし、Radeon RX 6600 XTをより高性能なモデルにアップグレードし、シャーシを再利用する予定の方には、必ずしもメリットとは言えません。
このボックスは、Microsoft Windows または MacOS を実行するすべての Thunderbolt 3/4 対応システムと互換性がありますが、後者の場合、Apple は Apple Silicon 搭載 PC 用にサードパーティの GPU ドライバーを準備していないため、Intel ベースのシステムのみがサポートされます。
Sapphireは、新しいGearBox 500 Thunderbolt 3 Pulse Radeon RX 6600 XT eGFXソリューションの推奨価格を公表していません。これは、同社の推奨価格で入手できるグラフィックカードがほとんどないことを考えると当然のことです。一方、Gearbox 500は単体でも購入できます。
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